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日本プロ野球ホームランランキング!大谷翔平はランクインしている?

プロ野球の歴史の中で、数々のホームランを積み重ねてきたレジェンドたちがいます。

「868本」という別格の大記録を持つ王貞治をはじめ、どの選手も長い現役生活の中でチームと時代を彩ってきたスラッガーばかりです。

一方で、近年MLBへ渡った大谷翔平村上宗隆といった選手たちはNPBで何本を記録したのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、NPB歴代通算ホームランランキングTOP10の解説に加え、現役日本人メジャーリーガーのNPB時代の成績や、今後ランクインが期待される選手も紹介します。

日本プロ野球ホームランランキングTOP10

2025年シーズン終了時点のNPB通算本塁打ランキングTOP10です。

順位選手名本塁打実働期間試合数
1位王貞治868本1959〜1980年2,831試合
2位野村克也657本1954〜1980年3,017試合
3位門田博光567本1970〜1992年2,571試合
4位山本浩二536本1969〜1986年2,284試合
5位清原和博525本1986〜2008年2,338試合
6位落合博満510本1979〜1998年2,236試合
7位張本勲504本1959〜1981年2,752試合
7位衣笠祥雄504本1965〜1987年2,677試合
9位大杉勝男486本1965〜1983年2,235試合
10位中村剛也481本2003〜2025年2,144試合
※出典:NPB公式「歴代最高記録 本塁打【通算記録】」(2025年シーズン終了時点)
※10位の中村剛也選手は2026年シーズンも現役

それぞれの選手についてご紹介します。

1位 王貞治

王貞治選手は、868本という誰も近づけない日本プロ野球最多通算本塁打記録の保持者です。

読売ジャイアンツで1959年から1980年まで活躍し、22年間で打席に立てばホームランを狙い続けたことでも知られています。

有名な「一本足打法」を自ら開発し、その独創的なフォームから生み出された打球は何度もスタンドへ吸い込まれていきました。まさに、伝説の打者たる象徴です。

通算12回の最多出塁数13回の打点王、さらにMVPを9度受賞し、本塁打王に至っては15回も獲得するなど、賞やタイトルを総なめにした圧倒的な選手でした。

1977年には世界記録となる通算756号本塁打を達成し、国民栄誉賞の第1号受賞者にもなっています。

この前例は、後の選手たちや球界の常識にも多大な影響を与えた、重要な歴史といえるでしょう。

現役引退後は福岡ソフトバンクホークス(福岡ダイエーホークス時代を含む)の監督を務め、チームを日本一に導くなど指導者としても大きな功績を残しました。

868本という記録は、今後も容易には破られない「永遠の記録」として語り継がれています。

2位 野村克也(1935 ‐ 2020)

野村克也選手は、657本を積み重ねた「ノムさん」の愛称で今もなお親しまれるレジェンド捕手です。

南海ホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)、ロッテオリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)、西武ライオンズと渡り歩き、26年間の長きにわたり現役を続けました。

捕手としてこれだけの本塁打を積み上げた選手は世界的に見ても類まれな存在で、「打てる捕手」の代名詞として今も語り継がれています。

現役時代に自ら「王や長嶋はヒマワリ、私は月見草」と表現していたように、メディアや大衆から注目と人気をかっさらい続けた選手や長嶋茂雄選手の陰に隠れがちでしたが、残した記録は圧倒的でした。

引退後は監督として多くのチームを率い、緻密な野球戦術と選手育成で「野村野球」と称される独自のスタイルを確立。後進の教育にも多大な貢献を果たします。

中でも70歳代にして生涯最後の監督就任となった東北楽天ゴールデンイーグルス監督時代には、名投手田中将大を育て、同選手はのちにメジャーリーグでも活躍。日本野球界のかがみとして、今でも尊敬され続ける伝説の選手・監督です。

3位 門田博光(1948 – 2023)

門田博光選手は、567本のホームランを放ったパワーヒッターです。

南海ホークス・オリックス・ブレーブス・福岡ダイエーホークスに在籍し、1970年から1992年まで23年間現役を続けました。

1988年には40歳でシーズン44本塁打・OPS1.062という驚異的な成績を残し、本塁打王・打点王・MVP・最高出塁率に輝きました。

「大砲」と呼ばれたその豪快な打撃スタイルは長年ファンの心を掴んで離さず、特に40歳での本塁打王は、今でも更新されていない記憶にも残る史上最年長記録です。

4位 山本浩二

山本浩二選手は、広島東洋カープひと筋で536本を記録した「ミスター赤ヘル」です。

4度の本塁打王に加え、ベストナインに10回選出されるなど、セ・リーグを代表するスラッガーとして君臨しました。

1969年から1986年まで18年間広島一筋でプレーし続けたカープの象徴的存在であり、長距離砲として不動の4番を務め、広島の黄金時代を牽引した名選手です。

引退後は広島の監督や解説者として活躍のほか、2010年からは日本プロ野球名球会の副会長、2014年からは理事長、現在は顧問を務め、球界を支え続けています。

5位 清原和博

清原和博選手は、PL学園高校からドラフト1位で西武ライオンズに入団し、その後巨人・オリックスへと渡り歩いた通算525本のスラッガーです。

プロ入り1年目から31本塁打を記録し、桑田真澄投手とともに「KKコンビ」として時代を彩りました。

引退した現在でも、老若男女を問わず高い知名度を誇る選手の一人です。

三振を恐れない豪快なフルスイングと、高校時代から続く「甲子園のスター」という輝きは、球界の歴史に深く刻まれています。

6位 落合博満

落合博満選手は、510本のホームランを放った「史上4人目かつNPB史上唯一の3度の三冠王」達成者です。

ロッテ・中日・巨人・日本ハムと4球団を渡り歩きながら19年間活躍し、首位打者・本塁打王・打点王・最多勝利打点のすべてを5回ずつ獲得しました。

「俺流」と称される独自の哲学で一時代を築き、引退後の中日監督時代には4度のリーグ優勝と1度の日本一を達成。選手としても指導者としても、傑出した成績を残しました。

7位 張本勲

張本勲選手は504本のホームランと通算3,085安打(NPB歴代1位)を誇る二刀流型の超一流打者です。

東映(現・日本ハム)・巨人・ロッテと渡り歩き、1959年から1981年まで23年間現役を続けました。

安打と本塁打の両方で圧倒的な成績を残した選手で、「ヒットも打てる長距離砲」の究極の形を体現した存在といえます。

現在はスポーツ解説者として活躍し、「喝!」の掛け声でも広く知られています。

7位 衣笠祥雄(1947 – 2018)

衣笠祥雄選手は、張本選手と並ぶ504本を放った広島カープの鉄人です。

1965年から1987年まで23年間、広島一筋でプレーし続けました。

日本プロ野球記録となる2,215試合連続出場という鉄人ぶりで知られており、不屈の精神力と、コンスタントに本塁打を積み重ねた打撃力は今も語り草です。

9位 大杉勝男(1945 – 1992)

大杉勝男選手は、東映フライヤーズ(現・日本ハム)とヤクルトスワローズで活躍し、486本のホームランを記録した強打者です。

1965年から1983年まで19年間現役を続け、2度の本塁打王に輝いています。

「ブンブン丸」の愛称で知られ、その豪快なスイングとパワフルな打撃はファンを魅了し続けました。

10位 中村剛也

中村剛也選手は、埼玉西武ライオンズひと筋で481本を記録している現役のNPB最強スラッガーのひとりです。

2002年のプロ入りから2025年シーズンまで活躍し続け、6度の本塁打王という圧倒的な実績を持ちます。

「おかわり君」の愛称で親しまれており、2026年シーズンも現役として出場しています。

今後の本塁打積み上げ次第では、さらなる順位アップも見込まれます。

現役日本人メジャーリーガーのNPB時代の成績

NPBを経てMLBへと渡った選手たちのNPB時代の通算本塁打を紹介します。

選手名NPB在籍チームNPB通算本塁打NPB在籍期間
大谷翔平北海道日本ハム48本2013〜2017年(5シーズン)
鈴木誠也広島東洋カープ182本2013〜2021年(9シーズン)
村上宗隆東京ヤクルト246本2018〜2025年(8シーズン)
岡本和真読売ジャイアンツ248本2015〜2025年(11シーズン)

大谷翔平

大谷翔平選手は、北海道日本ハムファイターズに5シーズン在籍し、NPB通算48本塁打を記録しています。

歴代ランキングには入っていない数字ですが、これは二刀流という特殊なスタイルで投手としても多くのイニングを消化していたためです。打者に専念していれば、相当な本塁打数になっていたとも言われています。

チームを日本一にも導いた2016年シーズンには、投手として10勝、打者として22本塁打を記録し、パ・リーグMVPを受賞しました。

その後MLBに渡り、2023年に日本人初の本塁打王(44本)、2024年に史上初の50本塁打・50盗塁を達成するなど、別次元の活躍を見せています。

鈴木誠也

鈴木誠也選手は、広島東洋カープで9シーズンにわたり活躍し、NPB通算182本の本塁打を放っています。

広島時代は6年連続ベストナインに選出され、「NPB現役最強打者」との呼び声も高かった選手です。

2019年には首位打者・最高出塁率のタイトルを初獲得。その後2021年シーズンには2度目の首位打者・最高出塁率と、38本塁打のキャリアハイをマークし、翌年にシカゴ・カブスへとポスティングで移籍しました。

MLBでも着実に成績を伸ばし、2025年には32本塁打・103打点と、日本人選手3人目となる30本塁打・100打点を達成しています。

村上宗隆

村上宗隆選手は東京ヤクルトスワローズで8シーズンにわたり活躍し、通算246本でNPB本塁打ランキング75位タイに名を連ねています。

2022年には56本塁打を記録し、王貞治選手に並ぶシーズン最多本塁打の日本タイ記録を達成三冠王も獲得するなど、その打撃力はNPBトップクラスでした。

2026年からメジャーリーグのシカゴ・ホワイトソックスへ移籍し、新たなステージでの活躍が注目されています。

岡本和真

岡本和真選手は読売ジャイアンツで11シーズンにわたり活躍し、248本塁打でNPB歴代ランキング71位にランクインしています。

2018年に初の本塁打王を獲得し、それ以降も毎シーズン20〜40本台の本塁打をコンスタントに積み上げ続けました。

「巨人の4番」として長くチームを引っ張り、打点でも2度のタイトルを獲得しています。

2026年からトロント・ブルージェイズへ移籍し、MLBに挑戦中です。

今後上位ランクインが期待されている選手

現役NPB選手の中でも、将来的に歴代記録の上位に食い込む可能性がある選手を紹介します。

フランミル・レイエス(日ハム)

フランミル・レイエス選手は、2024年から北海道日本ハムファイターズに加入した、ドミニカ共和国出身の強打の外野手です。

MLB時代にはサンディエゴ・パドレスクリーブランド・ガーディアンズなどで活躍していました。

その圧倒的なパワーは球界でも折り紙付き。豪快なスイングから放たれる打球の飛距離は規格外で、2024年に25本、2025年には32本のホームランを記録しています

NPBでの実働が続けば、歴代ランキングに名を刻む可能性を十分に秘めた選手です。

佐藤輝明(阪神)

佐藤輝明選手は、阪神タイガースの主砲として今もっとも成長著しいNPBの若き大砲のひとりです。

近畿大学からドラフト1位で入団し、1年目から24本塁打を放つ衝撃的なデビューを飾りました。

その後も本塁打を積み重ね続けており、2026年の年俸も前年比3億円増という大幅アップが話題になるほど評価が急上昇しています。

まだキャリアの序盤であるにもかかわらず、すでにコンスタントに本塁打を量産しており、将来的に歴代ランキングの上位に入る可能性を秘めた逸材です。

長打力はNPBでも指折りで、故障なく長くプレーできれば記録更新も夢ではないでしょう。