デコピンの絵本『デコピンのとくべつないちにち』はどこで買える?あらすじや価格帯について解説
大谷翔平選手の愛犬として一躍有名になったデコピン。そのかわいらしい姿に癒されているファンも多いのではないでしょうか。
そんなデコピンを主人公にした絵本「デコピンのとくべつないちにち」が、2026年2月に発売されました。大谷選手自身が本文を執筆したことでも大きな話題を呼んでいます。
この記事では、デコピンが登場する絵本の内容や価格、購入方法について詳しく解説します。さらに、デコピンの犬種や特徴、そして絵本制作にまつわる裏話についても紹介していきます。
デコピンが登場する絵本とは?
2026年2月、ポプラ社から「デコピンのとくべつないちにち」という絵本が発売されました。これは大谷翔平選手による初めての絵本作品です。
アメリカでは2026年2月3日に先行発売されており、日本では2月20日に発売されています。発売前から大きな注目を集め、予約が殺到するなど話題となりました。
絵本の舞台は、待ちに待った開幕戦の日です。主人公のデコピンは始球式を任されるという大役を担っています。野球場にはホットドッグやとても広い「庭」があり、たくさんのお客さんがいます。きっと素敵な1日になるはずでした。
ところが、デコピンは始球式に使う大切な「ラッキーボール」を家に忘れてきてしまいます。果たしてデコピンは、始球式までにボールを持って野球場に戻ることができるのでしょうか。
愛らしいデコピンの冒険と奮闘が描かれた、心温まる物語となっています。
絵本は判型がB4変型判で、サイズは261mm×262mmとなっています。ページ数は32ページで、3歳から小学校1年生くらいまでのお子さんを対象としています。
文章は大谷翔平選手とマイケル・ブランク氏が担当し、絵はファニー・リム氏が描いています。日本語版は田中亜希子氏による翻訳です。
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あらすじ
物語は、ドジャースの開幕戦当日から始まります。デコピンは始球式を任されるという特別な役目を与えられ、ワクワクしながら球場へ向かいます。
球場に着いたデコピンは、そこに広がる光景に目を輝かせます。美味しそうなホットドッグの匂い、芝生が広がる広大なフィールド、そして大勢のお客さんたち。すべてが特別で、胸が高鳴る素敵な1日になる予感がしていました。
しかし、始球式の時間が近づいたとき、デコピンは大変なことに気づきます。始球式で使う予定だった大切な「ラッキーボール」を、なんと家に忘れてきてしまったのです。
ここからデコピンの大冒険が始まります。限られた時間の中で、ボールを取りに家へ戻り、再び球場へ戻ってこなければなりません。デコピンは懸命に走り、さまざまな出来事を乗り越えながら、無事に始球式に間に合うことができるのでしょうか。
この絵本には、困難に直面しても諦めずに挑戦することの大切さ、そして仲間や家族との絆といったメッセージが込められています。デコピンのひたむきな姿は、子どもたちだけでなく大人の心にも響く内容となっています。
とびきりかわいいデコピンのイラストと、ハラハラドキドキの展開で、読み聞かせにもぴったりの一冊です。野球好きのお子さんはもちろん、デコピンファンにとっても見逃せない作品となっています。
価格
「デコピンのとくべつないちにち」の価格は、税込1,980円(本体価格1,800円)です。
購入できる場所は、全国の書店のほか、各種オンライン書店でも取り扱いがあります。Amazonや楽天ブックス、紀伊國屋書店、TSUTAYAなど、主要なネット書店で購入することができます。
また、ポプラ社の公式通販サイト「kodo-mall」でも購入可能です。電子書籍版も、各電子書籍ストアで販売されています。
発売直後は品薄状態となる可能性もあるため、確実に入手したい方は早めの予約をおすすめします。書店によっては取り寄せ対応となる場合もありますので、在庫状況を確認してから購入するとよいでしょう。
デコピンはどんな犬?
デコピンは2023年11月、大谷翔平選手がメジャーリーグMVPを受賞した際に一緒に登場し、世界中で話題となりました。オレンジレッドとホワイトの美しい被毛を持つその姿に、多くの人が魅了されました。
大谷選手の愛犬として注目を集めるようになって以降、デコピンに関する問い合わせがブリーダーに殺到するなど、日本でも人気が急上昇しています。
犬種
デコピンの犬種は「コーイケルホンディエ」です。オランダ原産の中型犬で、16世紀頃からカモ猟で活躍していた歴史を持ちます。
「コーイケルホンディエ」という名前は、オランダ語で「おびき寄せる人の犬」「間仕切り罠の犬」という意味を持っています。かつてはしっぽを巧みに振ってカモを罠におびき寄せる役割を担っていました。その愛らしい姿から貴族や富裕層の間でも人気があり、レンブラントなど著名な画家の絵画にも描かれています。
第二次世界大戦の影響で絶滅の危機に瀕した時期もありましたが、愛好家たちの努力により1971年にオランダで正式に犬種として認められ、現在に至っています。
日本ではまだ珍しい犬種で、年間の登録頭数は100頭ほどにとどまっています。大谷選手の愛犬として紹介されたことで知名度が飛躍的に向上しましたが、依然として希少な犬種であることに変わりありません。
特徴
コーイケルホンディエは、体高がオスで37〜42cm、メスで35〜40cm程度の中型犬です。体重は9〜11kgほどで、体高と体長がほぼ等しいスクエアな体型をしています。
被毛はホワイトをベースに、鮮やかなオレンジレッドの斑が入ったパーティーカラーが特徴です。少しウェーブがかった柔らかい毛並みで、耳の先には「イヤリング」と呼ばれる黒い飾り毛が生えています。くるりと巻いたしっぽも印象的なポイントです。
性格は明るくフレンドリーで、飼い主や家族に対して愛情深く接します。学習能力が高くしつけやすい犬種としても知られており、社交性も高いため、ほかの犬や子どもとも仲良く遊ぶことができます。
飼い主を喜ばせることが大好きな性格で、褒めて伸ばすしつけが効果的です。愛犬に最高の相棒のような存在になってほしいと考える人におすすめの犬種といえるでしょう。
日本でも飼える?
コーイケルホンディエは日本でも飼育することが可能です。ただし、いくつかの点に注意が必要です。
まず、希少な犬種であるため、国内で繁殖しているブリーダーは非常に限られています。子犬を入手したい場合は、信頼できるブリーダーを見つけるまでに時間がかかることを覚悟しておく必要があります。また、平均価格は約100万円前後と高額になる傾向があります。
運動量が多い犬種であることも重要なポイントです。猟犬として活躍していた歴史を持つため、毎日の散歩に加えて、ドッグランでの自由な運動やボール遊びなど、体を動かす機会を十分に確保する必要があります。運動不足になるとストレスがたまり、問題行動につながる可能性もあります。
また、遺伝性疾患への注意も必要です。フォン・ウィルブランド病という血液凝固異常や、遺伝性壊死性脊髄症などの疾患が知られています。子犬を迎える際は、親犬の遺伝子検査の結果を確認することが推奨されます。
ブームに乗じた安易な繁殖や購入は避け、犬種の特性を十分に理解した上で、責任を持って飼育できるかどうかを慎重に検討することが大切です。
「デコピンのとくべつないちにち」にまつわる裏話
絵本「デコピンのとくべつないちにち」には、大谷選手の深い愛情と想いが込められています。制作の経緯や、収益の使い道についても注目が集まっています。
大谷選手が本文執筆を担当!
この絵本の大きな特徴は、大谷翔平選手自身が本文の執筆を担当していることです。共著者としてマイケル・ブランク氏の名前も記載されていますが、大谷選手がストーリーの根幹に深く関わっています。
米放送局「NBCニュース」のインタビューで、大谷選手は絵本を書こうと思った動機について語っています。「僕とデコピンの物語についての本を彼女に読み聞かせるのに、ちょうど良い機会だと思った」と話しており、愛娘に読み聞かせをしたいという父親としての思いが制作のきっかけになったことが明かされました。
発売当日には、大谷選手自身がインスタグラムに愛犬デコピンと長女とみられる子どもの手足が写った写真を投稿しています。実際に絵本を読み聞かせする姿が公開され、大きな反響を呼びました。
大谷選手は「デコピンは数多くの大切な時間を、僕のそばで過ごしてくれています。デコピンが特別である理由を今回、物語を通して伝えることができて嬉しいです。この絵本が子供たちに喜びを与えることを願っています」とメッセージを発表しています。
世界最高の野球選手が自ら手がけた絵本という点でも、ファンにとって特別な一冊となっています。
収益は慈善団体に寄付
この絵本には、大谷選手の慈善精神も込められています。大谷選手は、絵本による収益のすべてを慈善団体に寄付することを発表しています。
インタビューで「デコピンも有名になりましたが、彼に敏腕代理人は必要ですか?」と問われた大谷選手は笑いながら答えています。「この本の収益はすべて動物保護シェルターに寄付されることになっています。でも今思えば、デコピンにもっと美味しいご飯を買ってあげるために、少しは自分たちの取り分も交渉しておけばよかったかもしれませんね。次はそうします」と冗談をまじえながら語りました。
さらに、日本での出版を担当するポプラ社も、この考えに賛同して絵本の売上の一部を動物保護団体に寄付することを表明しています。大谷選手のメッセージには「動物愛護団体への支援により、より多くの犬が愛する家庭を見つけることを望んでいます」という言葉も添えられています。
絵本を購入することが、間接的に動物たちの保護活動を支援することにつながるという点も、この作品の魅力の一つとなっています。デコピンという存在を通じて、動物愛護の大切さを広く伝えたいという大谷選手の想いが感じられます。