試合結果詳細

一覧へ

公式戦

2025/6/29(日) 10:30〜

チームロゴフォックス

勝ち

5-8

寝屋川公園第二

チームロゴ清滝B.B.C.
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ フォックス 0 4 1 0 5
チームロゴ 清滝B.… 1 1 6 8

酒井

HR

-

コメント

清滝BBC vs フォックス(2025年 夏季大会 準決勝)
場所:寝屋川公園第2グラウンド
天候:快晴
結果:〇 8 - 5(清滝BBC 逆転勝利)

■ 試合前
この夏の清滝BBCは、1回戦・2回戦ともに逆転勝利。
どこか“持っている”雰囲気があった。
そして迎えた準決勝──
相手はフォックス。勢いのある相手だが、正直、高橋的には「勝てる」と思っていた。
しかしそれが、まさか序盤の落とし穴になるとは…このときはまだ知る由もなかった。


試合開始。先攻はフォックス。
先頭打者をフォアボールで出すも、
2番・3番・4番を三振、ショートフライ、三振と、
内容の良い立ち上がりを見せた。
ちなみにバッテリーは、ピッチャー酒井、キャッチャーりん。
いつもの安定バッテリーです。

【1回裏】
一番・高橋。
初球から振り抜いた打球は左中間へ!
抜けたかと思われたが、センターの好守に阻まれてワンナウト。
続く二番・川口。
鋭い打球がレフト前に抜けるクリーンヒット!
そしてすかさず盗塁。見事に成功し、二塁へ!
この日の川口、どこか気合いが違う。
──どうやら彼女が応援に来ていたらしい。
いつも以上に足がよく動くのも、納得…!?
三番・磯谷。
高めの球を打ち上げてしまい、ライトフライ。これでツーアウト。
四番・酒井。
粘りの打席でセカンド後方へポトリと落とす技ありのタイムリー!
二塁の川口が一気にホームイン!
清滝BBC、先制点を奪取! スコアは1-0!
五番・森下は気合い十分に挑むも、最後は三振。
それでも初回から、走塁・粘り・そして「彼女効果」まで絡んだ、理想的な立ち上がりとなった

【2回表】
1回裏、川口の彼女効果(!?)で先制した清滝BBC。
しかし、野球の神様はそんなに甘くない──。
この回、試練の時間が訪れる。
「正直、いけるやろ」
高橋の心に、そんな油断がよぎっていた。
その隙を、フォックス打線は見逃さなかった。
まずは5番打者。
ここは酒井の切れ味鋭いボールで、三振に仕留める。
「よし、この回もゼロで切り抜ける」
そう思った矢先だった。
6番打者。
高く打ち上がった打球は、左翼後方へ。
風に押し戻され、「レフト・高橋、背走キャッチか」と思われたが、
まさかの落球…ボールはグラブに収まりきらず、グラウンドへ。
記録はレフトエラー。痛恨の一歩となった。
そこから、悪夢のような連打が始まる。
・ショートの数cm先を抜けていく、レフト前タイムリー
・ショートのグラブをかすめセンター前にポトリ
・ライト前にちょこん
・サード後方にフラフラ
どれもアウトにできそうで、内容は決して悪くない──けれど、すべてが「絶妙な場所」に落ちる。
不運の連鎖。あれよあれよという間に4失点。
それでも、この回の最後を締めたのはサード・寺西。
三遊間に抜けそうだった打球に対し、迷いなく一歩目を踏み出す。
しっかりと腕を伸ばしてキャッチし、そのまま一塁へ安定した送球。
落ち着き払ったそのプレーで、流れを断ち切った!
しかも寺西、実は元バスケ部。
それなのに、今では誰よりも安定した守備を見せている。
あの一本が抜けていたら…もっともっと試合は苦しくなっていただろう。
ナイスプレー、寺西!

【2回裏】
今年の清滝BBCの打線は、はっきり言って過去イチの調子の良さ。
1点でも多く返して、さっきの嫌な流れを断ち切りたい。
先頭は6番・寺西。
1回表でファインプレーを見せた男が、今度はバットで仕掛ける。
三塁への打球で、サードのエラーを誘い出塁!またしてもチームに貢献。
続く7番・安井。
ここは見逃し三振──なんやけど、まさかの珍事。
審判の「バッターアウト」のコールがなかったこともあり、
安井はそのまましれっと打席にいたまま2ストライクのふりをする。
しかし、相手ベンチがすかさずアピール。
三振がバレて、ベンチに戻されるというなんとも笑える展開に。
これがまた、安井らしい。笑
8番・住岡。
ショートゴロに倒れるが、その間にランナーは三塁へ進塁。
二死三塁で、打席には9番・りん。
「なんとか1点返してほしい…」
そんな思いがベンチ中に漂うなか、
初球──打った!
きれいに三遊間を抜ける、レフト前タイムリー!
りん、魂のガッツポーズ!
ベンチも大歓声!雰囲気が一気に変わる!
スコアは4対2。
そして1番・高橋。調子のいい清滝打線の中でも、今年は群を抜いて調子がいい!(これも彼女効果なのか!?)
しかし、ここは平凡なショートゴロに倒れ、チェンジ。
本来なら、この勢いで同点・逆転まで持っていく清滝BBC。
でも今日は、何かがあと一歩噛み合わない。
「取り切れなかった」そんな印象の残る2回裏。
──とはいえ、
この回の主役は間違いなくりんのタイムリーヒット!
あの一打で、清滝の心がまた一つにまとまった。

【3回表】
反撃ムードが高まる中、迎えた3回表──
清滝BBCにとって、ここは踏ん張りどころだった。
先頭の5番打者。
ここはセカンドゴロ。しっかり守ってワンナウト。
そして打席には、先ほど風に押し戻された大きなフライを打った6番打者。
「また高く打ち上げるかな…?」
そんな予想を裏切り──
今度は逆風をもろともせず、
ぶちかまされたレフトへの特大ホームラン!!
打球はグングン伸びて、余裕のオーバーフェンス。
これには場内もザワつく。
「いや、あれ飛ばしすぎやろ…」
「…ん?助っ人ちゃうん…?」
そんな声もチラホラ。
でもまあ、ここは深追いせずにおこう。
それでも崩れなかったのが、酒井。
ホームランのあとの流れでも冷静さを失わず、
ヒットは許すも、後続を断ち切って追加点を与えず。
この回は、痛恨のソロ1発のみに抑えた。
ナイス粘り、酒井!
スコアは5対2。
けれど、清滝打線の勢いを信じれば、まだまだこれから。

【3回裏】
ついに清滝BBC打線が火を吹いた!
この回、怒涛の6得点! 試合をひっくり返す大逆襲が始まる!
先頭は2番・川口。
左右に打ち分ける広角打法で、今度はライト前!
そしてすかさず盗塁成功!キレッキレの動きはやはり彼女効果か──!?
続く3番・磯谷は、詰まりながらもレフト前に落とすポテンヒット。
川口は三塁に進めず一・二塁。だが、ここでもう一度川口が三盗成功!
ノーアウト一・三塁。
4番・坂井。
ファウルで粘りながら、センター前へ鋭い打球!
まず1点返して4対5!
続くは5番・森下。落ち着いて四球を選び満塁。
ここで6番・寺西。
不規則な回転の打球がライト前へ転がるまさかの2点タイムリー!6対5、ついに逆転!
7番・安井は痛恨の2打席連続三振。コンタクトのうまい安井には珍しい光景。どうやら寺西に指定席の6番を取られたことで、小学校のとき、一瞬で寺西にスタメンを奪われたトラウマを思い出したらしい。
しかし、流れは止まらない。
8番・住岡はライトへヒットを放つも、ここは1進塁止まり。
ツーアウト満塁。
そして打席には9番・りん。
惜しくもショートゴロで本塁封殺。
この場面で1番・高橋に打順が回る。
「次のキレキレ川口につなごう」と振り抜いた打球はセンター前へ──
勝ち越しタイムリー!6対5!
続く2番・川口は、キャッチャーフライ……のはずが、
不規則な回転でフェアゾーンにポトリ。
まさかのキャッチャー前ヒットで追加点!7対5!
そして3番・磯谷が冷静に見極め、押し出しの四球!
さらに1点を加えて8対5!
4番・坂井に再び回るが、ここは惜しくも打ち取られチェンジ。
──この回、清滝BBCは一挙6得点!
酒井・寺西・高橋・川口・磯谷と、打線の中軸がしっかり打点という結果をたたき出した。
まさに“つながる打線”で完全逆転!

【4回表】──最終回。
審判から「この回がラスト」との声。
マウンドには、清滝BBCのもう一人の柱、磯谷が登る。
1点でも許せない場面。
相手は1番から始まる好打順──しかし、磯谷の表情に迷いはない。
緩急を巧みに操る投球術。
落ち着いたマウンドさばきで、次々と打者を打ち取り、
最後はセカンド・住岡ががっちりキャッチして、
ゲームセット!
スコアは8対5!
清滝BBC、またしても大逆転勝利!
これで夏の大会、3戦すべてが逆転勝ち。
追い込まれても、動じない。崩れない。
チームがつながり、信じて前に進む──
これが今の清滝BBC。
次はいよいよ決勝戦。
相手は、ワンランク上の相手・ホルモンズ。
確かに強い。けれど、今の清滝には流れがある。
ワンチャン、いや、しっかり勝ち切る力がある。
10年以上ぶりの「A」返り咲き。
その瞬間を、全員で掴みにいこう。
7月13日まで、それぞれが調整し、
最高の試合を、最高の仲間と。
そして…祝勝会、確定やろ!

ちなみに──
今年の清滝には、頼もしい存在がもう一つ。
それが、「勝利の女神たち」。
いつも応援に来てくれるその声援が、
選手の背中を押し、プレーをひとつ上に引き上げている。
怪我してでも来てくれる監督、
夜勤明けで駆けつけてくれるシマちゃん(今日は出場なし)──
そして、グラウンドに立つ者も、ベンチで声を張る者も、
みんなで掴んだ勝利。
みんなで作った雰囲気。
このチームで、あとひとつ。
最高の夏を締めくくろう。

# 選手名
8 ゴリラ先生
2 B.GUC…
6 A.賢吾
16 酒井
25 T.森氏
44 寺西
42 安井
9 ケイト
24 りんたん
30 松尾会長付…
1 島ちゃん
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
8 ゴリラ先生 先発 1 3 3 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0
2 B.GUC… 先発 2 3 3 3 0 1 2 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
6 A.賢吾 先発 3 3 2 1 0 1 1 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
16 酒井 先発 4 3 3 2 0 2 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
25 T.森氏 先発 5 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
44 寺西 先発 6 2 2 1 0 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0
42 安井 先発 7 2 2 0 0 0 1 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 1 0
9 ケイト 先発 8 2 2 1 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
24 りんたん 先発 9 2 2 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
30 松尾会長付… - - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
1 島ちゃん - - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

# 選手名
16 酒井
6 A.賢吾
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
16 酒井 30/3 0 5 4 - - 5 1 4 2 0 0 1 1
6 A.賢吾 S 10/3 0 0 0 - - 0 0 0 2 0 0 0 2
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

このページを共有する