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公式戦

2025/10/5(日) 10:10〜

秋季大会

チームロゴBIG EAST
チームロゴ清滝B.B.C.
1969 POINT (±0) | 全国 4813/5660位 (±0) | 大阪府 649/790位 (±0)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ BIG … 0 1 1 1 3
チームロゴ 清滝B.… 1 6 0 7

酒井

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【公式戦2回戦レポート】

― 雨にけぶる秋の初陣、清滝BBC「大人の勝ち方」で準決勝へ ―

秋の雨がしらしらと降る中、清滝BBCの公式戦2回戦が行われた。
1回戦はまさかの相手チーム棄権で不戦勝。
この日が実質、秋の初試合。
朝からどこかみんなの顔が明るかった。
「ようやく野球ができる!」
そんな空気がチーム全体に漂っていた。

■初回:磯谷マスクで幕開け、完璧な立ち上がり

正捕手・りんが欠場のため、急遽マスクをかぶるのは監督・磯谷。
マウンドにはエース酒井。
親戚バッテリーという血のつながりコンビが公式戦で実現した。
試合前、「どうなるんやろ」とベンチがざわめく中、
その不安を打ち消すかのように、初回の守りは完璧だった。

1番はセカンド松尾さんが落ち着いて処理。
2番はキャプテンのショートゴロ。
3番には外角を見逃し三振に打ち取り、わずか10球足らずの三者凡退。
内野全員の動きが光り、試合の流れを完全に引き寄せた。
雨に濡れたグラウンドを感じさせない、実に締まった立ち上がりだった。

■1回裏:先制は「叫びながらのホームスチール」

攻撃の先頭・高橋。
レフト前ヒットで出塁。
続くキャプテンはサードゴロで1アウト。
3番磯谷がフォアボールでつなぎ、4番酒井はサードゴロ。
2アウトながら2.3塁のチャンスをつくる。
そしてここで、静かな球場にドスドスと足音が響いた。

「打つな!」と叫びながら――高橋、まさかのホームスチール。
雨でぬかるむホームベースを滑り込む姿に、
ベンチもスタンドも一気に沸いた。
この“叫びながらのホームスチール”が先制点となり、チームの士気を大きく押し上げた。

■2回表:同点被弾も、内野陣が崩れず支える

しかしすぐさま4番にレフトへのライナー性ホームランを浴び、1対1の同点。
だがここからが今日の清滝BBCの真骨頂。
その後、センター安井が鋭い当たりを好捕。
さらに先週の練習の成果か、ピッチャーゴロを処理した酒井の送球も安定感抜群。
守備がしっかり試合を支えた。

■2回裏:ファーボール5連発から寺西が仕留める!

7.8番の寺西と川口が強烈な2ベースを放す。「ほんまに下位打線なのか」と相手は思っていただろう。
9番松尾さんが防球ネットにかすってライトフライ。
1番高橋もライトフライで2アウト。
相手はピッチャーを交代。右の速球派。
投球練習から荒れ気味で、ベンチから「しっかり見ていこう!」の声。
そして全員がその指示を忠実に実行した。

結果――5者連続フォアボール。
押し出しで3点を追加。
チーム全員が我慢強くボールを見極め、攻撃の形をつくった。
そして極めつけは7番寺西。
高めの速球を逃さず、三遊間を抜くレフト前への2点タイムリー!
打球は鋭く、音が違った。
チームの雰囲気が一気に爆発。
この回一挙6得点。ビッグイニングをつくった。

■3回:粘る相手を最小失点に封じる

3回表。先頭をフォアボールで出すも、サード寺西が冷静に処理。
セカンド松尾さんも落ち着いた守備で2アウト3塁。
しかし3番に酒井の“バレバレのフォーク”を完璧に捉えられ、痛烈なツーベースで1点を失う。
だがここでも崩れないのが今の清滝。
すぐに立て直し、この回を1失点で切り抜けた。

3回裏は、代打・島田が粘ってフォアボール。
酒井はライト前に素直なヒット。
住岡は三振に倒れるも、チームとしての“粘り”が随所に見えたイニングだった。

■最終回:住岡のスライディングアウトが光る

4回表、デッドボールでランナーを出すも、
続く一・二塁間の打球を1塁・島田が取れず弾いたところを、
なんと2塁・住岡がキャッチ。
ファーストが空いている状況で、
住岡が猛ダッシュでスライディングしながら1塁ベースを踏み、アウトをもぎ取った。
このプレーがこの試合のハイライトの一つ。
ピンチ拡大を防いだこの一手は、まさに“泥臭いチームプレー”の象徴だった。

その後、ショート寺西が2つのゴロを落ち着いてさばき、試合終了。
7対3、清滝BBCの勝利。

■総括:「大人な勝ち方」ができた一戦

今日は雨でグラウンドがぬかるむ中でも、全員が落ち着いてプレーできた。
守備では「正面に入る」基本を徹底。
攻撃ではコントロールの悪い投手に対し、そして粘り、焦らずフォアボールを重ねた。
全員がメンタルを保ち、試合を自分たちの流れで進めた結果、
終始リズムのいい“清滝らしい野球”が展開できた。

そして今日のMVPは、寺西だろう。
攻守において安定感抜群。
2点タイムリーに、ショート・サードでの堅実な守備。
まさにチームの要だった。
だが、誰か一人ではなく「みんなで勝った」試合だったのも確か。

清滝BBCは、これで春・夏・秋とすべて準決勝以上進出。
若手の壁として、そして“楽しく勝つ”大人のチームとして、
まだまだ進化は止まらない。

次戦、準決勝――
また一つ、清滝BBCの野球が楽しみだ。

# 選手名
8 ゴリラ先生
10 まっつん
1 島ちゃん
6 A.賢吾
16 酒井
25 T.森氏
9 ケイト
42 安井
44 寺西
2 B.GUC…
30 松尾会長付…
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
8 ゴリラ先生 先発 1 3 3 1 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
10 まっつん 先発 2 2 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
1 島ちゃん 代打 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0
6 A.賢吾 先発 3 3 1 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
16 酒井 先発 4 3 2 1 0 1 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
25 T.森氏 先発 5 2 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
9 ケイト 守備 5 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
42 安井 先発 6 2 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
44 寺西 先発 7 2 2 2 0 2 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
2 B.GUC… 先発 8 2 1 1 0 1 1 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
30 松尾会長付… 先発 9 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
16 酒井
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
16 酒井 40/3 0 3 2 - 3 1 1 2 2 0 0 1
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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