試合結果詳細

先日、また一人昭和の好投手がこの世を去った。安田猛。
1983年に発売された一番最初のファミスタのヤクルト抑え投手がこの安田だった。
左腕から放たれるインチキくらい曲がるカーブ、変幻自在な投球であの世界の王を被打率.254に抑え込んだ。

そんな技巧派左腕の思いを胸にマウンドに上ったカクテルナイン先発竹久。
ただ残念ながら今日の安田さんは天国で野村監督達と一周忌の談笑を楽しんでいたのだろう。竹久は制球が全く安定せずに自滅の４失点。２試合続けての不甲斐ない投球に無期限２軍再調整が言い渡された。

続く阿部もピリっとしない投球で２失点。３番手藤原がなんとか試合を作るも加点を許し、４番手篠崎も１失点。４投手計１０失点の苦しい試合となった。ただ１試合通して扇の要として上野の攻守は格段のレベルアップを感じた。

やっぱり野球は先発投手。先発投手陣の参加率アップを切に望む。

打撃の方もチーム全体精細を欠き２安打１得点と沈んだが、その２安打がともに今季初安打となった川端と阿部から生まれたのは必ず来週につながるはずだ。