試合結果詳細

2021年のNPBも今日がキャンプ打ち上げ。各チーム本拠地に移動しオープン戦が始まり、開幕まで１月を切ってまもなく球春到来。

そんなNPBも昨日一部でトレードが発表されたが、トレードで放出された選手が古巣を相手に恩返しする姿、活躍する姿はまさに爽快で見ている側を熱くしてくれるものだ。

本日対戦相手のレッドスターの先発は日下部。そう、昨年カクテルナインに助っ人で数試合参加したあの日下部だ。一番の記憶は真夏の炎天下、2イニングを投げ熱中症で降板、そのままカクテルナインからも姿を消してしまっていた・・・。

日下部がどういった経緯でレッドスターズに入団したかはこの際どうでもよく、兎に角カクテルナインとしては日下部に恩返しされる訳にはいかない。

意地でも負けられない試合が最初に動いたのは2回裏のレッドスターの攻撃、先頭を四球で歩かせると続く内野安打で無死１、２塁。その後２死を奪ってほっとしたのもつかの間、相手の8番打者が放った打球は桁違いの力強い打球であっという間にセンタバックスリーン横へ痛恨の先制3ラン。

それでも恩返しされる訳にはいかないカクテルナインは直後の３回表、今季まだ無安打の先頭藤原がレフト前へクリーンヒットで出塁すると続く増村も死球で１、２塁。その後２死取られるも川端が四球で２死満塁のチャンス。ここで前回の試合で今季初安打を放ち調子を上げてきた篠崎が外のボールを素直に三遊間深い所へ弾き返し内野安打で１点を返すと、押し出しと相手エラーなども絡み一挙３得点で同点に追いついた。

ただよかったのもここまで。続く3回裏が悪夢だった・・・。
エラー、四球と内野安打で満塁とされると押し出しで勝ち越され、更にセンターオーバーのランニング満塁ホームランで万事休す。（記録上は1ヒット1エラー）
この回一気に６点を奪われ試合を決められてしまった。

カクテルナインは５回最終回に丸山のツーベースから、高橋のレフトへの大飛球を、この回からマウンドを降りてレフトへ退いていた日下部のエラーで1点を返すのがやっと。

日下部にはカクテルナイン監督増村に２打席連続死球を与えるという因縁を残しながらも結果、見事に恩返しをキメらてしまい非常に悔しい敗戦となってしまった。ショウリノメガミ不在では勝利の女神も微笑まず。３月は気持ちを切り替えて勝ち越しといこうではないか！