試合結果詳細

我々が普段から野球を楽しめるのは、家族のおかげ、仲間のおかげ、お相手のおかげ、審判のおかげ、球場（公園）管理者のおかげ、球場の近隣住民の方々のおかげです。ただ、時に球場と周辺住宅の距離が近すぎるため、バットの種類に使用制限があったり、利用できる時間帯に制約があったりします。今回の球場もそういう球場の一つでした。珍しいですが、近隣対策の方法が次のようなものでした。バックネットから始まり、投手と捕手の中間ぐらいまで、天井のようなネットが張り巡らされていました。これでは、通常内野フライや外野フライになる当たりがすべて投手前に落ちてきてしまいます（この場合ファールです）。なので、フライを打ち続ければいつまでたってもバッターを打ち取れないため、投手にはあまりにも不利になります。そこで特別ルールとして、2ストライク以降で天井ネットに触れる打球は、2回目が生じた時点でバッターアウト（記録上はファールフライ）になることが事前に打ち合わされました。実際にこのルールの適用が3例ぐらいありました。ちなみに、こちらの守備の際に外野に上がったフライはゼロだったような気がします、珍しい試合ですね。

ところでこの日のGチームは、多忙による欠席が相次ぎ、すべての野手が入社後に野球を始めたメンバーだった場面がほとんどでした。守備のあらが目立ち、盗塁され放題、進塁され放題、投手も抑えきれず大敗を喫することに。打っても比較的好調な山下、西室、大塚の3安打のみ。打点が少ないのが最近の特徴で、打線がつながっていない証拠です。かろうじて挙げている得点も、相手のエラーや暴投によるものが大部分だということです。小生、もっと練習しなきゃと自戒の念に駆られる日々です。

ただし、朗報もちらほら。逆に言うと、素人部隊で5回終えられたのです。つまり15個のアウトを曲がりなりにもとれたのであって、実は自信になりました。特に、毎週のナイター練習の出席率が高く、ひたすら練習に邁進している加藤に訪れた2度の二ゴロ機会。いずれもエラーなく処理し2つのアウトを取ったことは、チームの誰もが喜びました。また、土谷の内野守備も板についてきて、危ない場面もあれど結果オーライ、複数のアウト奪取に貢献しています。池田のサードも、なんとか2つのアウトに貢献。一塁手中川も悪送球をキャッチしてくれています。この4人、内野守備を始めたのは今年の夏あたりとまだ短期間です。目覚ましい大飛躍はまだ見られませんが、一戦一戦着実に前進を続けております。継続により力をつけましょう。

大器晩成じゃ！　　　　[S.I]