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公式戦

2011/12/4(日) 12:40〜

チームロゴGB baseball team

負け

1-11

野火止運動場

チームロゴエラーズ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴGB base… 0 0 1 0 0 0 0 1
チームロゴ エラーズ 0 0 0 7 2 2 11

竹田尚

HR

-

コメント

点差程に実力差があったとは思えない試合だった。
中盤まではお互いに要所を締める緊迫した展開、むしろGBの方が優勢に試合を進めていたにもかかわらず、4回に突如先発竹田尚が崩れて一挙に7失点、これで勝負あり。同点に追いつかれなおかつ逆転のピンチという場面で、精神面の脆さが出てしまったと言えよう。それまでのせっかくの好投が一瞬で消失してしまった。勿体無い。
但し4回を除いて考えれば、決して勝てない相手ではなかった。
失策も2つとそれなりに守備の形はできていたし、打撃面でも6安打4四球に敵失も2つあり、毎回のように得点圏に走者を進めてチャンスはつくれていた。
しかし残塁11という数字が示している通り、チャンスをつくった後の攻撃に、全く工夫が感じられない。幾つか相手の好守に阻まれたりした不運もあったが、それでも難しい球に手を出しての三振や凡フライアウトが目立ち、チームの全体テーマの一つでもある「進塁打」ができている打者がほとんどいなかった。
もう少し各打者に工夫しようとする気持ちがあったならば、恐らく4~5点は取れていてもおかしくない試合であったろう。勝機は充分にあったにも関わらず、自分たちでわざわざ逃がしてしまった、といった印象だ。
特に目立ったのは、早いカウントから高めのボール気味の難しい球に手を出して凡フライを打ち上げたり、ファールや空振りでわざわざカウントを悪くして結局凡打に終わるシーンだ。
打席に入る際、最も大切なことは、「どんな高さ・コースの球を、どのように打ち返すか」ということを常にイメージできているかどうかだ。少なくとも2ストライクに追い込まれるまでは、そのイメージ通りではない球が来たら見逃す勇気も必要だ。決して「早打ちをするな」という意味ではない。勿論、イメージ通りの球が来たら、初球からでも積極的に打ちにいって良い。だが、どうもGBの選手たちの多くは、2ストライクからならば手を出さねばならないような際どいコース・高さの球を、初球からでも振りにいく傾向が強いように感じられる。それではなかなかチャンスを広げることはできない。
また例えば、走者が一塁にいてノーサインの場合、走者は「いける」と思ったら基本的にはノーサインでも走って良いことになっている。GBの打者には全体的にそのシミュレーションができていない場合が多い。「誰ができていなかったか」などという話ではなく、チーム全体にとっての課題だ。特に右打者の場合、一塁走者のスタートのタイミングは視界に入っている筈で、「あのスタートならばセーフだ」「ちょっと遅れたからヤバイかもしれない」などの判断をすることができる。「セーフだ」と思ったのであれば、バントの構えをしてみたりわざと空振りをしてみたりして、即座に走者のフォローをしなければならない。また逆に「アウトかもしれない」タイミングだった場合には、無理矢理叩きつけるバッティングをしたりカットしてファールに逃げるなどして、走者を助けなければならない。これがこの試合、全くできていなかった。いや、できないのは仕方がない。「全くやろうとしていない」のが問題だ。やろうとしてできなかったことに文句は言わないが、「全く考えてもいなかった」というのが問題なのである。
常に、その時々の状況を把握した上で、その打席で自分が最低限何をするべきなのかという「役割り」をしっかりと認識していなくてはならないのがバッティングの基本だが、まだまだその辺りの意識が低いと言わざるを得ないのが現状だ。
今期は残りあと2試合(予定)、恐らく多い人でも残りあと5打席くらいであろう。その少ない自分の打席機会を無駄にせず、初めから結果が伴わなくても構わないので、狙い球のシミュレーションと、その時々で違う状況判断を心掛けてもらいたい。「やってみよう」とする姿勢が大切なのだ。そうすることが来期の躍進に繋がっていく筈だ。

# 選手名
16 竹田尚
6 大井
14 矢野
8 竹田匡
22 塩澤
23 守屋
27 植松
15 荒井
10 竹田兄
30 湯浅
3
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
16 竹田尚 先発 1 4 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
6 大井 先発 2 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
14 矢野 守備 2 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
8 竹田匡 先発 3 3 2 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0
22 塩澤 先発 4 - 3 3 1 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
23 守屋 先発 5 3 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
27 植松 先発 6 3 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 1 0 1 0 0 0 0 0
15 荒井 先発 7 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 0 1 0 0 0
10 竹田兄 先発 8 3 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0
30 湯浅 先発 9 3 3 1 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
3 先発 10 3 3 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
16 竹田尚
8 竹田匡
23 守屋
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
16 竹田尚 31/3 0 6 5 - - 3 0 0 3 0 0 0 1
8 竹田匡 - 02/3 0 2 2 - - 2 0 0 1 0 0 0 2
23 守屋 - 20/3 0 4 3 - - 4 0 0 3 0 0 1 3
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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