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公式戦

2012/3/25(日) 13:15〜

チームロゴムラタコープス

負け

7-2

上仲原グラウンド

チームロゴGB baseball team
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ ムラタコ… 0 0 1 1 2 3 7
チームロゴ GB b… 0 0 0 0 0 2 2

守屋

HR

-

コメント

春の大会緒戦。
相手は、明星高校野球部OBによって構成された24~25歳のメンバー中心の若いチーム。硬式経験者が集まったチームということで、最初から相当な苦戦は予想されていた。
結果は2対7の敗戦。その結果だけ見ると、強豪相手に善戦したようには映るし、実際に善戦はしたのだが、一概に「まぁ仕方ない」では片付け切れないところもあった。少なくとも軟式野球においては相手より慣れている筈のGB。まだ軟球の扱いに戸惑いが見える相手の隙をつくことができれば、勝てるチャンスもあったと考えられ、悔しい結果となってしまった。

まず打撃面については、序盤から中盤にかけて、あまりにも淡白に早いカウントから打ちにいって凡打を重ねる姿が多く見られた。
早いカウントから打つことは決して悪いことではない。だが、「2ストライクまでは大丈夫」という打者へのアドバンテージを生かして打席に入る選手が少な過ぎる。早いカウントから、とりあえずストライクが来たら(場合によってはボール球でも)どんなに難しい球でも振りにいくというのは、打者にとっての自殺行為であるということを、もっと選手一人ひとりが認識して打席に入るべきである。
これまで対戦して負けてきた相手チームを考えてもらいたい。GBの投手がどんなに良い球を低め一杯に投じても、2ストライクまでは手を出してこない場合がほとんどだ。勿論、だからと言って安易にカウントを取りにいくような甘い球を投じるような真似をすると、初球からでも強振してくる。これは投手にとって、仮に結果としてその打者を打ち取れたとしても、かなり精神力も体力も消耗することに繋がる。そしてそれが、序盤~中盤での失投を誘いやすくなり、得点へと繋がりやすくなるのだ。GBにはそれがない。投手をやっている選手ならば、その辺りの違いが明確に判るのではないかと思う。
また2ストライクに追い込まれてからの打撃については12打席11打数1安打1四球4三振。追い込まれて以降、ファールなどで粘れた打席は僅か4打席しかない。これではなかなか得点するのは難しい。
2ストライクまでは難しい球(自分が思い描いていた球以外)には手を出さないこと、また追い込まれて以降の対応策を講じることが急務であろう。
一見、矛盾したことを書いているように映るかもしれないが、2ストライク以前と以降では、打撃のスタイルを多少なりとも変えて相手投手に臨むというのは、少なくとも草野球にとっては非常に大切な要素である。2ストライクまでは「自分の最も得意とするポイントで待つ」こと、そして2ストライク以降は「相手投手の投球に合わせてポイントをつくる」ことが大切なのだ。
例えばこの試合、見ていて唯一その辺りを意識していたと考えられたのは3番に入った左打者の矢野だったのであるが、2ストライク以前では自分のポイントにきた球を強振してセンターよりも右方向に打っている。が、2ストライクと追い込まれた場面では左方向に流している。結果的には3打数1安打ではあったものの、このようなバッティングをしてくれていると、仮にどんなに不調であってもやはりクリーンナップから外すことはできない。
いや、だからって2ストライクまでは思い切って強振しろと言っているのではない。狙い通りの球がきたならば、個々の一番得意な、最も打ちやすい打ち方で打ち返せということだ。それでアウトになったのならば仕方がない。そして2ストライク以降については、得意ではなくてもタイミングを合わせ、ミートを狙った打撃を心掛けてほしいということだ。
機会があれば、スコアブックを参照し、選手それぞれで2ストライク以前と以降における打率を出してみてもらいたい。そして例えば目標打率が3割の選手であったら、2ストライク以前の打率は最低でも.360くらいを目指してもらいたい(2ストライク以降の目標打率は.270くらい)。ちなみにこの試合では、2ストライク以前の全体打率は、.222(9打席9打数2安打)。そして相手チームの2ストライク以前の全体打率は、.357(21打席14打数5安打7四死球)、出塁率に至っては.571だ。これでは勝てない。
いつも言っている通り、打撃面のレベルアップには、時々の全体練習だけでは限界がある。個々がそれぞれ、一日10分でも良いので素振りをしたり、週に一度はバッティングセンターに行ったりして練習することを期待したい。勿論、ただ振り込んでも、その打撃フォームが理に適っていないものであれば効果は低い。そこでその部分については、全体練習などで可能な限り個別に指導をしているのだ。その指導だけで上達することはない、ということを認識することも大切だ。

次に守備面について。
失策は2つ、しかも失点に直結したのは、投手守屋の牽制悪送球の1つだけと、それなりに集中していたし、逆に良く守り抜いていたと考えられる。
しかし、如何せん与四死球の数が多過ぎる(計9つ)。被安打は6だったにも関わらず7失点もしてしまったのは、偏に四死球に因るものだ。勿体無い。
投手陣には、せめて2イニングに1つ、つまりは一試合でせいぜい多くても3~4の与四死球に抑えてもらいたい(ちなみにこの試合、相手投手は1与四球のみ)。この与四死球が3程度におさまっていたのであれば、勝てていてもおかしくない内容であったと言えよう。
この部分の改善に関しては、とにかく自分の投球フォームのバランスを、それぞれの投手が再度確認~確立していくしかない。全体練習時での確認は勿論だが、日常において自宅でシャドーピッチングをすることなども有効なので、是非とも実践して頂きたい。

兎にも角にも、ここ最近は「本当はできるのに、何かが欠落していた為に星を落とす」パターンの試合ばかりだ。決して能力差ではないところでの勿体無い敗戦が多過ぎる。
GBの選手たちは、もっと自信を持って良い。実は結構な実力を持っているチームなのだ。そうそう簡単に負けるようなチームではない筈だ。
2012年の開幕2戦は残念な結果となってしまったが、次回4/1の試合から、挽回していくことを期待したい。

# 選手名
16 竹田尚
6 大井
27 植松
14 矢野
22 塩澤
8 竹田匡
17 松橋
23 守屋
10 竹田兄
15 荒井
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
16 竹田尚 先発 1 3 3 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
6 大井 先発 2 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
27 植松 守備 2 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
14 矢野 先発 3 3 3 1 0 2 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
22 塩澤 先発 4 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
8 竹田匡 先発 5 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
17 松橋 先発 6 2 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
23 守屋 先発 7 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
10 竹田兄 先発 8 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
15 荒井 先発 9 2 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
23 守屋
14 矢野
16 竹田尚
14 矢野
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
23 守屋 31/3 0 2 2 - - 3 0 1 6 0 0 0 1
14 矢野 - 12/3 0 2 2 - - 1 0 2 1 0 0 0 2
16 竹田尚 - 01/3 0 3 3 - - 1 0 2 3 0 0 0 3
14 矢野 - 02/3 0 0 0 - - 0 0 0 1 0 0 0 4
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

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