試合結果詳細

一覧へ

公式戦

2012/5/20(日) 15:15〜

チームロゴ東京インフィニティ

負け

4-2

野火止運動場

チームロゴGB baseball team
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ 東京イン… 0 0 2 1 1 4
チームロゴ GB b… 1 0 1 0 0 2

竹田尚

HR

-

コメント

本来であれば、私設リーグ戦の予定であったのだが、前回に引き続き、時間までに相手チームの人数が揃わず、急遽練習試合となった(リーグ戦は不戦勝扱い)。
まず最初に、リーグに対するGBとしての考え方をここではっきりさせておきたい。私設リーグと言えど、このようなことが連続して発生(既に今期3度目)するようでは、あまりにもいい加減過ぎる。またそういった事態に対して、本リーグを主催・運営する立場の人間の認識も甘い。色々なチーム同士で仲良くワイワイやることは否定しないし、GBとしてもそれは望むべき姿だ。しかし運営側は、そういった姿勢と、なあなあでいい加減にやることとの違いが理解できていないようであり、今後も改善の兆しが見えないようであれば、GBとして本リーグ参加に関して一度白紙に戻し、再考をする必要がありそうだ(GB主導で新規私設リーグを再構築するなど)。
その辺りについては、近日中に監督・幹事長・主将を始めとした幹部の中で考察~決定していきたいと考えているが、その上での最終決定事項について、GB所属選手の皆さんには何卒ご理解頂ければと思う。

さて、試合内容についてである。

攻撃面について、安打数は4であったものの、四死球8・敵失による出塁3を奪い、毎回のように得点チャンスをつくることができたのは収穫であったと言えよう。
但し、5イニングで残塁9は多過ぎる。相変わらずチャンスどころでの打撃の考えが浅い。例えば最終5回、無死二塁のチャンスで打者竹田匡は三振、二死二三塁のチャンスでは代打に出た塩澤智が力んで打ち上げ投手フライアウトのゲームセット。無死二塁の場面では、最悪でも一死三塁にするのが打者の役目であり、竹田匡はその辺りを意識したバッティングが出来ていなかった。また塩澤智についても、二死ということを考えた場合、結果としてアウトになってしまうのは仕方がないのだが、アウトのなり方が悪い。大振りしてのポップフライアウトというのでは、冷静に打席に入れていたとは考え難い。どちらも、最近口うるさく言っている「シミュレーション」が出来ていない打撃であったと言わざるを得ない。最近のGBでは、三振とポップフライアウトが減ってきていただけに、少々残念な結果であった。
と言いつつも、いつも言っている通り、決してこの2選手を責めているのではない。他の選手にもそれぞれ同様のことが言えるのであり、今回はたまたまこの二人を例に出しているだけのことだ。各選手それぞれが、より一層の「シミュレーション」力を磨き、冷静な判断力を持って打席に入れるようになることを望みたい。

またこの試合、非常に勿体無い走塁ミスやサインプレイミスが多発した。それらがなければ最低でも5点は入っていて、負けることもなかったであろう。
塁上の走者にとっての一番の役割とは「得点する」ことである。だから、それを目指して積極的に次の塁を狙うのは悪いことではない。
しかしこの試合、結果暴走アウトとなってしまったプレイ全てにおいて、とにかく走者の第一歩目のスタートが遅かった。
例えば三回の荒井の走塁。捕手が後逸したことで三塁から本塁を狙ったが、本塁数メートル手前でラクラクのアウト。これについては、最初にとったリード位置から捕手が後逸するのを確認し、それからスタートを切っている。これでは間に合うものも間に合わない。投手が投球をすると同時に、「暴投もあり得る」と考えて数メートル本塁方向に進行し、投球が捕手に届く前にその軌道を確認して「バウンドするかも!」といった判断があった場合には更に数歩進んでおき、すぐに全力で走れる態勢をつくっておく、といった準備が必要なのだ。その上で、結果としてアウトになる分にはそれは勉強だ、仕方がない。「ナイストライ」と言えよう。だが、準備もなく相手が後逸したから慌てて走ってアウトになるというのは、ただの暴走以外の何物でもない。これまた「シミュレーション」力が足りていない。
相手チームが塁に出た時の状況を思い返して欲しい。投球を受けた捕手の竹田和が一球ごとにランナーに向かって牽制の構えを見せていたのを覚えているであろうか? そのように相手チームは常に進塁のチャンスを覗う姿勢を見せていたのだ。だがGBの選手の中には、どの塁上にいたとしてもそのように一球ごとに捕手を警戒させるような動きを見せた走者が何人いるであろうか? これが得点率の高いチームと低いチームの大きな差となるのだ。
塁上の走者は、自身の進塁を打者だけに委ねるものではない。相手のどんなに小さな隙やミスも逃がさずに進塁してやるんだという姿勢が非常に重要であり、それが今のGBに最も欠けている部分でもあるのだ。
勿論、この試合に関してはコーチャーによる指示ミスが多かったのも事実であるが、試合後ミーティングでも言った通り、指示を出さなかったり中途半端に指示を出したりするよりは、例えそれが間違った指示であったとしても、大きな声で指示を出すことが大切だ。そういった意味では、二木のコーチャーズボックスでの姿勢や振舞いは、全選手が大いに参考とするべきところである。
そして指示ミスの多かった二木は、瞬時に正確な判断を下せる為に何が自分自身に必要なのか、を考えてもらいたい。コーチャーは常に、打席にいる打者の打力、走者の脚力、相手守備陣の隊形、相手捕手の肩力と投手の投球フォームのクセ、今現在どの選手がボールを持っているのか、などを確認・把握し、やはり様々な状況パターンをシミュレーションして準備して指示を出していく必要があるのだ。二木に限らずGBの選手には、その辺りを意識した上でコーチャーズボックスに立つように心掛けてもらいたい。

走塁面についてもう一つ。
やはり三回、二塁走者の荒が相手のミスをついて三塁を狙い、これまた楽々アウトとなってしまった場面。これもプレイ自体は前述した内容と一緒なのであるがスライディングについて。
この時、荒はベースのすぐ手前で足からのスライディングを試みたが、結果、固定ベースに足を取られて怪我を負った。怪我の詳細は不明であるが、いずれにせよ見ていて非常に怖く危ないスライディングであった。
GBには野球未経験者も多く、正しい野球のスライディング方法を知らない選手も多い。私が認識している限りでは正しいスライディングを出来る選手は、湯浅・矢野・大井・小嶋くらいなのではないかと思う。
そこで、これ以上勿体無い怪我人を出さない為にも、近いうちに機会を設けて正しいスライディング方法についての練習を行ないたいと思う。なので、それによって正しいスライディングを身につけ、湯浅の許可を得るまでは、上記4名以外の足からのスライディングを禁じたい。上記4名以外について、正しいスライディングを身につけるまでは、必ずヘッドスライディングを行なうようにして頂きたい。頭から飛び込むのは足から滑るよりも怖く感じるかもしれないが、実は何倍も安全だ。ユニフォームは汚れてしまうが、怪我をして歩けなくなるよりは良い。今後、徹底していきたい。
だからと言って、盗塁や走塁の際、特に二塁や三塁において、クロスプレイでも立ったままベースに止まろうとするのは論外だ。またそれはそれで危ないのだ。そういったプレイを見かけた場合、これからは厳重に対処していくつもりなので、しっかりと意識をして頂きたい。

守備面について。
幾つか失策が絡んで失点をしてしまった場面が勿体無かったが、全体的には、挟殺プレイを完成させるなど、また一つ進歩の過程が見られたと言えよう。
但し、一つのプレイを無事に成功させた後、安心してしまって気を抜く場面が幾つか見られた。これは改善を要する。審判がタイムアウトを宣告しない限りは、常にインプレイであるという認識を、全員がもっと強く意識する必要がある。
また、試合後ミーティングでも言ったが、プレイ中における「声の指示」が圧倒的に足りない。全体的に声は出るようになっているのだが、大切な場面での声がまだまだ少ない。先程コーチャーの話のところでも述べたが、指示が間違っていても良い。今のGBには「指示を出そうとする姿勢」を持つことが一番大切なのだ。その内容の精度は、試合や練習を重ねる中で培っていけば良い。
まずは「指示を出してみる」ことから始めなければ、いつまで経ってもその精度が上がっていくことはないのだ。失敗を恐れずに、積極的に取り組んでいって頂きたい。

# 選手名
17 松橋
3
29 濱野
8 竹田匡
18 小島
15 荒井
16 竹田尚
22 塩澤
1 竹田和
10 竹田兄
2 二木
6 大井
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
17 松橋 先発 1 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0
3 先発 2 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
29 濱野 守備 2 1 1 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
8 竹田匡 先発 3 - 3 1 0 0 0 2 3 0 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0
18 小島 先発 4 3 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 1 0
15 荒井 先発 5 3 3 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
16 竹田尚 先発 6 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
22 塩澤 代打 6 - 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
1 竹田和 先発 7 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
10 竹田兄 守備 8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
2 二木 先発 9 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
6 大井 先発 10 2 2 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

# 選手名
16 竹田尚
10 竹田兄
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
16 竹田尚 40/3 0 3 1 - - 3 0 3 3 0 0 2 1
10 竹田兄 - 10/3 0 1 1 - - 1 0 0 1 0 0 0 2
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

このページを共有する