試合結果詳細

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公式戦

2012/6/17(日) 13:15〜

チームロゴGB baseball team

負け

2-12

たましんグラウンド

チームロゴコイスターズ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴGB base… 0 0 0 2 0 0 0 2
チームロゴ コイスターズ 1 0 0 0 4 7 12

守屋

HR

-

コメント

私設リーグ戦。
結果だけ見ると、2対12の惨敗であるが、少なくとも試合中盤までは、緊張感もあって非常に良い試合内容であった。
全体の流れを簡単に説明すると、まず先発の竹田洋は、立ち上がりからストライクは取れるものの制球が甘く、ほとんどの球が高めに抜けていた。それでも、守備陣の高い集中力と、相手打者の“打ち気”に助けられ、3回まで初回の本塁打一本になんとか抑えていた。
4回表に逆転した時点で、竹田洋には少々可哀想であったが、あのままの制球では確実に捕えられてしまうであろうことが容易に想定できたので、4回から守屋にスウィッチ。4回こそ無難に抑えたが、5回に投球が高めに浮いて捕まり、守備陣も浮き足立って失策が相次ぎ、試合の行方は決した。
その5回。相手の攻撃は、先頭から「安打・失策・安打・失策・四球~」といった順になっており、コレがGBが大量失点する際のいつものお決まりのパターンとなっているのだ。
ベンチから見ていて、技術的な問題点も色々と見られたが、それ以上に今回は特に、なんだかもう相手チームはそっちのけにして、「投手と野手とで戦っているのか?」と思えるくらいにムードが悪かった。投手からは「そんなにエラーされたらいくら投げても抑えられない」という雰囲気が沸々と湧き上がっており、また野手陣からは「そんなに手投げで高めにばかり投げていたら打たれるに決まっている。それじゃ守り切れない」といった空気が蔓延しているようにさえ感じられた。いや、実際は仮に誰もそう思っていなかったとしても、ちょっとした個々の選手の動作などから、そういった雰囲気が全体に醸し出されていたことは事実だし、恐らくそんな風に考えていた選手も少なくなかったのではないかと思う。グラウンドでは、誰か一人でも、そういった「責任転嫁」をし始めてしまったら、もう試合に負けたも同然なのだ。
投手と野手陣とが互いに信頼関係を築けなければ、なかなか一試合を通して全員が集中力を保ち続け、試合に勝利することは適わない。その「信頼関係」を構築するには、勿論様々な形が存在するので一言で言えるようなことではない。だが最低限、野手は投手の調子があまり良くなくて苦しんでいると感じたら「打たれても俺ら全員でしっかり守ってやるから、安心して投げろ!」といったメッセージを投手に贈ること、また野手が失策を犯した際などに投手自らが「ドンマイ、気にするな!」などとその野手に一言声を掛けてあげることなどが大切だ。その為にも、そのような悪い雰囲気を感じた際、捕手を中心とした誰かがタイムアウトを掛け、一旦投手と内野手全員がマウンドに集まり、互いの“信頼関係”を再認識し合うことが大切なのだ。
どうしても技術面ばかりに目がいきやすく、そういったメンタル的なことは重要視されにくいところがあるが、実は試合の中での見えない「流れ」を掴む上でも、そういった時間は非常に大切だ。捕手に限らず、投手も野手も、そういった間を置く時間が必要だと感じた時(自身が誰かに責任転嫁をしそうだと感じた時)には、遠慮なくタイムアウトを取って集まるという習慣づけを今後は実践していってもらいたい。
野手の立場から見た場合、例えばボール球が先行する投手や一球ごとの間の長い投手、身体全体を使わずに手投げになってしまっている投手などがマウンドに立つと、集中力を保つのが非常に難しくて守りにくい。そういった場合、失策率は劇的に高まるものだ。つまり投手は、常に「野手にとっての守りやすさ」を意識してマウンドに立つ責任がある。GB投手陣には、仮に自分がマウンドにいる時に誰かが失策を犯した場合、まずは自身に非がなかったのかを顧みることを薦めたい。
また逆に野手は、投手が少しでも気分良く投球できるよう、背中から常に「声」によるバックアップを行なう必要がある。特にピンチを迎えた際、GBの守備陣は大人しくなってしまうことが多いのだが、そんな時こそ人一倍大きな声で投手をバックアップし、後ろには味方が7人いることを伝えてあげなくてはならない。
もう一つ投手の課題について述べると、走者を出した場合、全体的にあまりにも安易に走られ過ぎである。リードも大きく取られ、またほとんどが非常に良いタイミングでスタートを切られている。ほとんどの場合、捕手が投球を捕球した時には、既に走者はセカンドベース手前にいるような感じだ。これでは、いくら捕手の肩が良くても刺すことはできない。というか、捕手が送球すること自体を諦めざるを得ない。少なくとも捕手が肩の強い竹田尚の時には、せめて塁上でクロスプレイになるくらいにはまとめてもらいたい。
その為には最低限、走者に「良いスタートを切らせない為の工夫」が必要だ。
これには、「リードをなるべく大きく取らせないこと(=牽制の精度アップ)」「少しでも捕手が速く送球態勢を取れること(=クイックモーションの精度アップ&瞬時の判断で捕手が送球態勢をしやすいポイントへの投球)」「走者が一番嫌なタイミングでの投球(=投球の間合いの変化による、送球をしない牽制)」が大切となる。投手をやる選手は皆、これらの精度アップに尽力しなければならず、それもまた野手との信頼関係を構築する大切な要素の一つとなる。
よくプロ野球などでも、「防御率も良くて素晴らしい投手なのに、何故かなかなか勝てない」といったことがあるが、これもまたこれらと似たようなことに起因する場合が多い。

最後に少しだけ、技術的なことを書くと、まだまだやはり「指示」の声掛けが足りない。
但し、「指示が足りない」ことが明白になるくらいにまで、GBというチームが進化しているということも言える。つい数年前までは、指示の声を送る選手などほとんどいなかった中で、それが当たり前だと思って野球をやっていたのだ。その辺りの進化は素直に嬉しい。そして更にもう一歩進化する為にも、「今は間違っても良いから声の指示を出す」ことを各選手が徹底してもらいたい。

# 選手名
0 後藤
17 松橋
8 竹田匡
22 塩澤
16 竹田尚
14 矢野
29 濱野
15 荒井
6 大井
10 竹田兄
23 守屋
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
0 後藤 先発 1 3 3 2 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
17 松橋 先発 2 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 1 0
8 竹田匡 先発 3 3 3 2 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
22 塩澤 先発 4 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
16 竹田尚 先発 5 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 1 0
14 矢野 代打 6 2 2 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
29 濱野 先発 7 - 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 1 0 0 0
15 荒井 先発 8 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
6 大井 先発 9 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
10 竹田兄 先発 10 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0
23 守屋 守備 10 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
10 竹田兄
23 守屋
0 後藤
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
10 竹田兄 - 30/3 0 1 1 - - 3 1 1 2 0 0 1 1
23 守屋 20/3 0 4 1 - - 2 0 0 1 0 0 0 2
0 後藤 - 10/3 0 7 5 - - 6 0 0 2 0 0 0 3
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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