試合結果詳細

一覧へ

公式戦

2012/9/9(日) 15:20〜

チームロゴGB baseball team

引分け

1-1

東村山運動公園グラウンド

チームロゴジャンキッス
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴGB base… 0 0 0 0 1 0 0 1
チームロゴ ジャンキッス 0 0 0 0 1 0 0 1

HR

-

コメント

相手チームはほぼ全員が経験者という20代前半の若いチーム。
試合前はどれだけ相手になるかと思ったが、結果は1対1の引き分け。勝てはしなかったが、今後のGBにとって非常に大きな意味を持つ試合となったことは間違いない。GBというチームの目指すカラーの一つが発揮できた内容であった。

まずはなんと言っても先発小島の投球が圧巻であった。
与四死球がゼロ、被安打も単打が3つとほぼ完ぺきな内容。しかも特筆すべきは、打者25人に対して実に17人に初球ストライク、3ボールが一度もなかったことだ。投球間のテンポも良く、非常に守りやすい(野手が集中しやすい)投球内容であった。
惜しむらくは5回裏、安打が2つ出て1点を取られてGB移籍後初の勝ち投手の権利が消えてしまい、GBもチャンスをつくりながらあと一本が出ずに追加点が奪えなかったことであるが、いずれにせよ今のGBにとって最も必要な「安定感」と「守りやすさ」を兼ね備えた投手の登場は大変心強い。ここに、最近調子を取り戻しつつある守屋を始め、矢野・湯浅の復活、竹田尚・竹田洋の覚醒などが上手く絡んでくれば、ひと頃GBが得意としていた「守り勝つ野球」の再現も夢ではないであろう。大いに期待したい。

また守備面でも、初回と2回にそれぞれ一つずつ失策はあったものの、それが失点に結びつくことはなく、また度々のピンチの場面でもしっかりと集中して声も良く出て守れており、ほぼ完ぺきに近い内容であったと言えよう。特にこの試合、三塁手松橋の好守が光った。度々難しいバウンドのゴロを丁寧にさばくことで投手を助けていたのが強く印象的であった。何より守備に積極性が出てきているのが良い。仮にそれで失策を犯したとしても、積極的な守備をしてくれる野手がバックにいると思うと、投手としては非常に投げやすい気持ちになるものである。「積極性」と「丁寧さ」、この一見すると相反するような二つを持ち合わせて初めて、投手に信頼される野手となる。この試合で、松橋は一歩その域に近づいたと言っても良いであろう。
全体的なことで、強いて問題点を指摘するのであれば5回、初失点をした場面では捕手なり内野手がタイムアウトを取り、投手に声を掛けてあげるべきだったであろう。結果、投手小島は次打者を凡打に抑えて事なきを得たが、特に先取点を奪った直後の回に同点にされた場合、投手は多かれ少なかれ動揺するものなので、一呼吸入れて気持ちをリフレッシュさせてあげるべき場面であった。その辺りのタイミングの見極めは、特にこのような接戦の場合、非常に大切になってくるので、野球の流れというものを汲む上で大切な要素の一つとなる。

打撃面については、まず竹田匡の不調が目立っているが、まぁもう一つ上の打撃力を身につける為に誰もがぶち当たる壁みたいなものであるので、然程心配はしていない。ある程度悪い部分は見えているし、若干の修正をするだけで、あの並外れた身体能力をもって、恐らく近いうちに復調してくれることであろう。
またこの試合、全くの未経験で新加入した山崎と、やはり未経験で2年目の矢島の打撃が光った。山崎は2回に三塁への強襲安打、矢島は安打にこそならなかったが左翼に鋭い飛球を放った。今後の成長が非常に楽しみだ。また同じく今季新加入の濱野も、今でこそ多少悩んでいるようであるが、やはりあのスイングの威圧感は今までのGBにはなかったものであり、大きな期待がかかり楽しみだ。
それ以外の打者については、やはり前回のアンカー戦でも述べた通り、もう少し「工夫」が必要だ。中途半端なポップフライアウトや見逃し三振が減っているのは評価できるが、やはりそろそろ「もう一つ上」を目指したい。色々と工夫をしてみて、その中で失敗するのは問題ない。何の工夫もせずにただ打席に立つだけより余程マシである。失敗を恐れずに、色々と自分のできることを試してみてもらいたい。
但し最終回二死からの植松のように、初球・2球目で簡単に2ストライクを取られ、あろうことか3球目でセーフティバントを狙ってファールとなってアウトになるというのは頂けない。野球やっていて久々に膝から崩れ落ちたものだ。それは「工夫」なのではなく、ただ「状況が見えていない」バッティングである。まぁでも、野球センスは恐らく人並み以上のモノを持っていると考えられるので、今後に期待したいものである。まっ、久々に来て怪我しなかっただけでも成長したと言えよう。

いずれにせよ、このような試合への入り方~集中が常にできるチームとなれれば、GBはもう一歩も二歩も上のレベルに上がることができることは間違いない。このイメージを忘れずに、次回大会三回戦に臨みたい。


引き分けだったけど勝ちに等しい引き分けってことで、今回の試合は賞つき。

殊勲賞:小島

敢闘賞:山崎
敢闘賞:松橋
敢闘賞:矢島

# 選手名
16 竹田尚
30 湯浅
8 竹田匡
23 守屋
18 小島
15 荒井
29 濱野
9 矢島
17 松橋
10 竹田兄
1 竹田和
27 植松
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
16 竹田尚 先発 1 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
30 湯浅 先発 2 2 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
8 竹田匡 先発 3 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
23 守屋 先発 4 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
18 小島 先発 5 2 2 1 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
15 荒井 先発 6 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
29 濱野 先発 7 - 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
9 矢島 先発 9 - 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
17 松橋 先発 10 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0
10 竹田兄 先発 11 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
1 竹田和 先発 12 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
27 植松 先発 13 - 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

# 選手名
18 小島
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
18 小島 - 70/3 0 1 1 - 3 0 4 0 0 0 0 1
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

このページを共有する