試合結果詳細

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公式戦

2012/10/21(日) 8:30〜

チームロゴうてちゃん家

負け

8-2

上仲原グラウンド

チームロゴGB baseball team
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ うてちゃ… 0 1 0 0 0 7 8
チームロゴ GB b… 0 0 0 1 1 0 2

湯浅

HR

-

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大会準決勝。
三回戦で好投した小島と竹田尚のバッテリーを欠く苦しい構成の中、肩痛により実に3~4年ぶりの先発湯浅と、竹田洋のバッテリーで勝負に出たGB。
高い集中力によって随所に好守が出て、5回終了時点では2対1とリードをして終盤を迎える展開となった。最終回、踏ん張りの利かなくなった湯浅が制球を乱して同点とされ、更に無死一二塁のピンチで守屋にスイッチ。守屋は相手打線のタイミングをずらす技巧派の投球で打者を凡打に打ち取るも、変わってショートに入った湯浅の手痛い2失策があったりして一挙7失点と、惜しくも決勝へと駒を進めることは出来なかった。

この試合、最も悔やまれるのは二つの「采配ミス」だ。(スミマセン)
その一つ目。実は5回に逆転に成功した際、湯浅は既に相当足にきていた上に一塁から一挙ホームインしたこともあって守屋への継投を考えてはいたのだが、2対1という緊迫した場面でいきなり交代するのは守屋にとって相当なプレッシャーとなる。またそれまで自分(湯浅)の投球の調子が悪くなかったこともあり、「一死または二死を取った段階で、せめて少しでも投げやすい状態で交代しよう」と欲を出してしまったこと。結果、同点とされて尚無死一二塁という最悪な状態での交代となってしまい、余計に守屋にプレッシャーを与えてしまった。
そしてもう一つの采配ミスは、その場面で遊撃手守屋を投手に代え、湯浅がそのまま遊撃に入ってしまったこと。守備時やベンチにいる時には、間違ってもそのような交代は行なわない筈なのに、この時は「自分の不用意な四球で同点にされ、更に逆転のピンチを招いてしまった」ことから冷静さを失ってしまっていた。足の踏ん張りが利かなくなってしまっていたこの場面では最低限、一塁手に入り、竹田匡を遊撃に入れるべきであった。それが定石であり、結果も違っていたであろう。あの疲れ切った足の状態で、とても遊撃手としての前後左右の動きができる筈はなかった。結果、手痛い2失策を犯し、せっかくのナイスゲームに水を差す結果となってしまった。(ホントにゴメンナサイ)

投手というものは、どうしても「打者に負けて堪るか!」という気持ちが強く表れてしまい、試合全体の流れまでを冷静に判断することが困難となりやすい。自分の投球というものへの意識でイッパイイッパイとなってしまいがちだ。
そこで、普段の試合で投手として登板しない場面はともかく、今後、普段采配を揮う湯浅が投手をやる際には、主将竹田洋を中心に周囲の選手に全体の流れを見てもらい、交代時期や交代する守備位置などを冷静に判断していってもらう方が良いであろう。「その部分にもう少し早い段階で気付けていれば……」と思うと、悔やんでも悔やみきれない。(しつこいけどホントにスミマセンでした しくしく)

試合全体を通しての課題としては、まずはやはり三振の多さが目立つ。
打者25人中、11被三振はちょっと多い。勿論、見逃し三振は随分と減った印象なので、打撃面においても全体的に積極性が出てきているし、それなりにレベルも向上しているとは思う。だが見ていると、2ストライク以前と以後で、全く同じスイング(しかも大振りフルスイング)をして三振に倒れている打者が多過ぎる。2ストライク以降の打撃については、バットを少し短く持って、ミートを心掛けるなど、それぞれで工夫することが必要である。そういった小さな「頭を使う」野球ができるかできないかが、試合の勝敗を左右するものなのだ。実際、あの場面でもう1点入って2点差となっていたならば、6回頭から守屋に代わることもでき、やはり結果は違っていたのかもしれない。「どうにかして出塁しよう」「最低限なんとかして走者を進めよう」といった意識が全体的に少々希薄だ。
また無死で走者を出した後、走者が次の塁に進むこともできずに結局残塁で終わってしまう場面も幾つか見受けられた。
例えば5回の場面、代打小島の逆転打が出た後、無死三塁のチャンスで2番3番が連続三振は勿体ない。小島の足の速さとスタートの良さを考えれば、上から叩きつける打撃で高いバウンドの内野ゴロを打てば、充分に追加点が狙えた筈だ。それができるかできないかはともかく、全員がそういった意識を持って打席に入る「クセ」をつけるようにしていきたい。
特にこの試合のように、そう簡単には安打を打たせてくれないような投手と対する際には、そういった意識の有無が結果を左右することが多い。それはつまり、そういった意識を持つだけで、GBは更にもう一つ上のランクに上がることができる可能性を秘めているということであり、来期に向けても大いに期待したい。

守備面については、幾つかの失策やミスはあったが、全体的によくまとまっていてかなり良かったと思う。(私の2失策以外は、ですが)
ゆっくりではあるが確実に、普段の練習の成果が出てきていると言えよう。これまた継続して、更に精度を高めていきたい。
そんな中、特に矢野・大井の外野守備が光った。守備範囲の広さは勿論だが、相手打者ごとによって守備位置を変える姿勢や考え方は、他の選手たちも是非とも参考にしてもらいたい。

いずれにせよ、結果的には負けてしまったが、GBの持ち味をある程度は出せた試合であったと言えよう。ナイスゲーム!
今期の残り試合(リーグ戦など)、及び来期も頑張りましょう!

# 選手名
27 植松
18 小島
17 松橋
8 竹田匡
14 矢野
23 守屋
10 竹田兄
29 濱野
15 荒井
6 大井
30 湯浅
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
27 植松 先発 1 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
18 小島 代打 1 - 1 1 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
17 松橋 先発 2 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 3 0
8 竹田匡 先発 3 3 2 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0
14 矢野 先発 4 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
23 守屋 先発 5 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
10 竹田兄 先発 6 2 2 1 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
29 濱野 代打 6 - 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
15 荒井 先発 7 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
6 大井 先発 8 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
30 湯浅 先発 9 2 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 2 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
30 湯浅
23 守屋
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
30 湯浅 50/3 0 4 3 - - 3 0 1 4 0 0 0 1
23 守屋 - 10/3 0 4 0 - - 1 0 0 2 0 0 0 2
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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