試合結果詳細

一覧へ

公式戦

2013/10/13(日) 8:30〜

チームロゴGB baseball team

勝ち

6-2

上仲原グラウンド

チームロゴクールス
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴGB base… 2 1 0 2 0 1 6
チームロゴ クールス 1 0 1 0 0 0 2

小島

S

-

HR

-

コメント

秋の大会準決勝。

相手チームはほぼ全員が中高経験者の強豪クールス。
今大会では初戦から優勝候補と言っても過言ではない強豪チームとの対戦が続いたが、その中でも恐らく最も力を持ったチームだったであろう。これまでのクールスの戦績を見ると一回戦6対3、二回戦6対1、三回戦6対2と、しっかりと守りながら堅実に得点を重ねてくるチームであることが伺える。まさにGBが目指す野球を実践しているチームといった印象だ。それだけに大きな得点はあまり期待できない。なんとか2~3点勝負で守り抜きたいというのが試合前のイメージだった。

初回、先頭石川がいきなり右翼線に強い当たりを飛ばして三塁打。続く2番後藤が中前適時打を放ち先取点。4番小島の四球でチャンスを広げると、続く竹田匡の投手ゴロを焦った投手が悪送球で追加点。相手のミスにつけこむ野球で2点を先制することができた。
これで波に乗った感のあるGBは、その裏小島の立ち上がりを攻めらえて1点を失うが、続く二回には先頭荒井の内野安打を皮切りに、またしても相手野手の失策で1点を追加。
三回裏に失策絡みで1点を返されるも、続く四回表には、竹田尚の四球から湯浅の安打でチャンスを広げると、松橋が鋭い当たりの左中間適時二塁打を放ち、また石川の犠飛で2点を追加、優位な展開に立った。その後、最終六回にも敵失絡みで1点を追加し、試合を決定づけた。

この試合、敵失は4つあったがその全てがGBの得点に直結した。GBにも3つの失策があったが、失点に繋がったのは1点だけであった。この差が勝敗を分けたと言っても良いであろう。
その理由として挙げられるのは、やはり初回の先取点であろう。いきなり先制されることによって、相手チームには余裕がなくなった。そこに四球や安打でピンチを招くと、「これ以上点を与えるワケにはいかない」となるものだ。しかしそうなってしまうと身体にも気持ちにも余裕がなくなり、簡単な打球処理などでも失策に繋がる可能性は激増してしまう。
逆に先制していると「同点までは仕方がない」という気持ちでいられるので、例えピンチを迎えても「走者が返ってもまだ同点」といった余裕を持つことができて変な緊張や力みが出にくい。むしろ打者の方がプレッシャーを感じるので、つい大振りになってポップフライアウトや凡ゴロアウトになりやすい。
例えば四回、二つの連続失策から2アウト1・3塁のピンチを招いたが、「仮にこの二人の走者が返っても、まだ1点差で勝っている」と思うと意外なくらいに冷静でいられたものだ。結果、次打者を遊撃ゴロに抑えて無失点だった。

このように、勿論それだけではないのだが、やはり先取点を取って試合を自分たちのペースで進行させるということは非常に大切なことなのである。そして現在のGBにはそれを実践できるだけの力があり、また仮に先取点を取られたとしても慌てずに追加点を許さず対応できる力も備わってきていると考えられるであろう。非常に心強い。

試合を振り返ってみよう。

まずは守備面。
初回、まだ身体が温まりきれていない先発小島は先頭打者に四球を与え、続く2番打者に安打を浴びて無死1・3塁のピンチを招き、続く3番打者の三塁ゴロの間に1点を失うも、後続をピシャリと抑えてピンチを断ち切った。その後は三回に失策絡みの失点はしたものの、低目にコントロールされた投球で被安打4、与四死球2に抑えて完投、安心して見ていられる内容であった。

バックの守りも、全て悪送球による3失策はあったものの、左翼手石川のファインプレイ(簡単そうに見えるが無駄な動きのある追い方をしていたら決して取れない打球だった)を始め、ピンチでの挟殺プレイや遊撃手後藤のダイビングキャッチなど、要所要所で素晴らしいプレイが飛び出した。ほぼ、文句のない内容であったと言って良いであろう。

打撃面においても細かいミスや失敗は幾つかあったが、これまた要所要所で安打や敵失、好走塁が出て、効率的に得点を重ねることができた。
特に二回、相手三塁手の暴投の際、2塁から一挙ホームを駆け抜けた荒井の好走塁は光った。選手全員が常にあのような走塁を心掛けることができると、GBの得点能力は更に高まっていくことであろう。


兎にも角にも、ナイスゲーム!
せっかくのチャンスだ。優勝を狙おう!



■MVP:石川…3打数1安打1得点1打点1犠飛にファインプレイの活躍

■技能賞:小島…相変わらずの好投、及び巧みな牽制など

■敢闘賞:後藤…初回の適時打を始め、守備でも大貢献

■敢闘賞:荒井…1安打に二回の安打~好走塁


■次点 :竹田尚…好リードと2出塁(四球)1得点

■次点 :松橋…四回の貴重なダメ押し打

# 選手名
11 石川
0 後藤
14 矢野
18 小島
8 竹田匡
16 竹田尚
15 荒井
10 竹田兄
30 湯浅
17 松橋
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
11 石川 先発 1 4 3 1 0 1 1 0 0 1 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0
0 後藤 先発 2 4 4 1 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
14 矢野 先発 3 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
18 小島 先発 4 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
8 竹田匡 先発 5 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
16 竹田尚 先発 6 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0
15 荒井 先発 7 3 3 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
10 竹田兄 守備 7 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
30 湯浅 先発 8 3 2 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0
17 松橋 先発 9 3 2 1 0 0 1 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 2 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

# 選手名
18 小島
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
18 小島 60/3 0 2 1 - 4 0 2 2 0 0 0 1
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

このページを共有する