試合結果詳細

クローバーリーグ　VS ライナーズ 1回戦

すでにライナーズはリーグ成績10勝3敗で単独首位をキープしており、なんとか土を付けたい神戸保専の先発は今期2度目の登板となった西弘と山中のバッテリーで迎え打つ。

しかしながら相手投手もスピードボールと変化の異なるカーブを武器に神戸保専に立ちはだかる。

お互い少ないながらチャンスを作るものの後1本が出ずに何と7回を終えて0-0の同点。

展開も早く時間があった為に、延長戦にもつれ込んだ。

試合が動いたのは延長9回、1番打者の西弘がヒットで出塁、続く松尾はピッチャーゴロとなりランナーが入れ替わる。
更に岩井の打席の初球で松尾が盗塁を決め、岩井の当たり損ねの打球は回転しながらファウルゾーンからフェアーゾーンに。これで1アウト1塁2塁となる。
続く助っ人智秋は、カーブ責めで苦しんでいたが、ここはバットを短く持ち何とか食いついた打球はショートゴロとなり、セカンドフォースアウトで、2アウトランナー1塁3塁。
打席はサードの守備でファインプレーを連発している小滝。フラフラっと上がった打球はファーストの頭を越えて念願の１点をもぎ取った。

今日のモンスター西弘は、この１点で十分であった。
相手からもキレすぎと評価される多彩な変化球を武器に、最後もGIジョーをサードフライに打ちとりゲームセット。
強力ライナーズ打席を9回 5被安打 四死球1と完封勝利を収めた。

前回の新島戦に引き続き、しんどい試合をモノにした神戸保専は失点0ばかりの3連勝。
投手陣の層の厚さを改めて感じる試合運びとなった。

しまった試合の背景には個々の守備陣がしっかりと守れたことも最後に付け加えておきたい。