試合結果詳細

直島「そうだ、これもひとつの世界。僕の中の可能性。
　　　　今の僕が僕そのものではない。色んな僕自身がありえるんだ。
　　　　そうだ・・・、増子の監督ではない僕もありえるんだ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　―ガコン―

渡部「そう思えば、この現実世界も決して悪いもんじゃないわ」

直島「現実世界は悪くないかもしれない。でも自分は嫌いだ」

潤「"現実"を、悪く嫌だととらえているのは、君の心だ」

コウスケ「"現実"を真実に置き換えている、君の心さ」

ノンちゃん「現実を見る角度、置き換える場所。これらが少し違うだけで、心の中は大きく変わるわ」

塾長「"真実"は人の数だけ存在する」

五嶋「だが、君の"真実"はひとつだ。
　　　　　　狭量な世界観で作られ、自分を守る為に変更された情報。・・・歪められた"真実"さ」

稲作「ま、人一人がもてる世界観なんて、ちっぽけなモンや」

火縄「だけど、人はその自分の小さな物差しでしか、物事を測れないわ」

石松「与えられた他人の真実でしか、物事を見ようとしない」

渡部「晴れの日は気分良く」

関根「雨の日は、憂鬱」

石松「と、教えられたら、そう思い込んでしまう」

マサヤ「雨の日だって、楽しい事はあるのに」

ケイゴ「受け取り方ひとつで、まるで別物になってしまう脆弱なものだ。
　　　人の中の"真実"とはな」

塾長「人間の真実なんてその程度のものさ。
　　　だからこそ、より深い真実を知りたくなるんだね」

直司「ただ、お前は人に好かれる事に慣れていないだけだ」

渡部「だからそうやって、人の顔色ばかりを伺う必要なんてないのよ」

直島「でも、皆僕が嫌いじゃないのかな・・・？」

石松「あんたバカァ？あんたがひとりで、そう思い込んでるだっけじゃないの」

直島「でも、僕は僕が嫌いなんだ」

関根「自分が嫌いな人は、他人を好きに、信頼するように、なれないわ」

直島「僕は卑怯で、臆病で、ズルくて、弱虫で、童貞で、高卒フリーター・・・・・」

渡部「"自分"が分かれば、優しくできるでしょう・・・・？」

直島「僕は、僕が嫌いだ。

　　　　　でも、好きになれるかもしれない。

　　　　　　　　　　　　　―パシ―

　　　　　僕はここにいてもいいのかもしれない。

　　　　　　　　　　　　　―ピシ―

　　　　　　　　そうだ、僕は僕でしかない。

　　　　　　　　　　　　　―パキン―

　　　　　　　　　　僕は僕だ。僕でいたい。

　　　　　　　　　　　　　―ビキン―

　　　　　　　　　　　僕はここにいたい。

　　　　　　　　　　　　　―ガタン―

　　　　　僕はここにいてもいいんだあああぁぁぁぁぁぁッ！！」

　　　―バシュゥゥゥウウ・・・・ワァァァアア・・・・・―

渡部「おめでとう！」

石松「おめでとう！」

関根「おめでとう」

マサヤ「オナシャス！」

塾長「おめでとう」

ノンちゃん「おめでとう！」

五嶋「めでたいなぁ」

稲作「おめでとさ～ん」

タナマン「ゲルマニウム拓郎！」

潤「おめでとう」

コウスケ「おめでとう」

火縄「おめでとう」

ケイゴ「おめでとう」

直司・トシコ「「おめでとう」」

直島「あ、ありがとうッwwwww」

直司に、ありがとう

トシコに、さようなら

そして、全ての増子メンバー（チルドレン）に、

オナシャス！