試合結果詳細

稲作「ぐあああああ！！！と、トイレ行きたい！！！」ぐりゅゆゆゆ
稲作「で、でもこの辺にトイレ……なんて……」

直島「うあ、稲作……」

稲作「！！な、直島……」

直島「お、俺は今から用事があるんだ！お前と曙町行くつもりは……」

稲作「ぐ……！お、俺だって今はそれどころじゃ……」ぎゅりゅんぎゅりゅんぷすっ
稲作（やばいやばいやばい！！！！！！！！！！！）

直島「お、おい、なんか体調悪そうだけど、大丈夫か？」

稲作「にゃ、にゃにが……？全然大丈夫っす？」ぷるぷる

直島「涙と鼻水と涎流しながら視点の定まらない目で笑っているお前が大丈夫なわけないだろ！」

直島「病院行こうぜ、さあ」

稲作「びょ、病院は、いいから……」ぷるぷる
稲作「な、直島の家に……行きたい……」ぷるぷる

直島「へ？」

直島「い、いやぁ、でもなぁ……」

稲作「は、早く……」

直島「うーん……」

稲作「早くしろって」ぶりょん

直島「！！わ、わかったよ」
直島（なんか臭うな……くせえ）

直島「ただいまぁ、まあ上がれよ」

稲作「ふひゅー、ふひゅー……」ぶるぶる

直島（大丈夫かこいつ）

稲作（何度漏れそうになったか……でもなんとかパンツに染みる程度で済んでいる……）
稲作（あ、あとはトイレですべて吐き出せば……）
稲作「ちょ、ちょっとお手洗い貸して」

直島「ああ、いいけど……って、石松はどこだ？」

石松「ナオシマー、ここだよー」

直島「なんだお前、便所かよ」

稲作「！！！！！！！？」

直島「早く出てやれよ、稲作が使いたいみたいだからさ」

石松「え？なんで稲作がここにいるんだよ！！」ぶほっ

直島「屁をこきながら喋るな！！」

稲作（やばいやばいやばい！！もうできてると思って穴が緩んじゃったよッ！！）ごりゅううう

石松「まあ、ちょっと待つんだよ、せっかく今日は久々に便意が押し寄せてきたんだから」
石松「ふぬぬぬぬぬぬ」むりりりりり

稲作「んがあああああ！！！？」びちゅびちゅ
稲作（そんな場合じゃない！！早く早く！！！！）ドンドンドン！！

石松「もううるさいんだよ！！せっかく出そうだったのに引っ込んじゃったんだよ！！」

直島「稲作、落ち着け、トイレがしたいのはわかるが……」

稲作（！！まさか、俺がトイレしたくて必死なのように見えてるのか！！！！？）
稲作「ば、バカ、違う！！直島の代わりに俺が怒ってあげてるんだ！！」
稲作「ちょ、ちょっと、一応人の家のトイレなんだから、もうちょっと遠慮しろよッ！！」

石松「ふーんだ、出るものは仕方ないんだよ、自然の摂理なんだよ、誰も止められないんだよ」
石松「ふぬぬぬぬぬぬ」ぼぼぼぼぼぼっ

直島「くさッ！！ドア越しに臭うぞッ！！」

稲作（し、しかし、これはある意味好機！！俺が少しばかり漏らしても、この臭いに乗じれば誤魔化せる！！）

直島「まあ、とりあえず座ってくれ、お茶でも出すから」

稲作「いいいいいいい、いえ、おおおおおおお、おかまいなく……」
稲作（座ったらその瞬間にミスファイアするよぉおおおおおお！！！！！）

直島「おい、石松も早く済ませろよ」

石松「……ナオシマー、大変なことになっちゃったんだよ」がちゃっ

ぷーん

直島「ぐあッ！！くせえええぇぇぇェッ！！！！」

稲作「！！！！！」

石松「量が多すぎて流れないんだよ」

直島「つ、つまらせてんじゃねえよ！！早く流さないと、鈴木家のトイレがッ！！！」

じょぼぼぼぼぼぼぼぼ

直島「み、水がぁああああ！！！糞がぁああああ！！！どんどん溢れてきてるじゃない！！」

石松「だから大変なんだよ！！」ぽとぽと

直島「お前まだケツから出てるぞ！！！」

石松「途中だったんだもん」

稲作「……」
稲作「お、おええええええええええぇえぇっぇえぇええぇ！！！！」げろげろ

直島「うわ！！稲作が吐いたッ！！！！」

稲作（き、気持ち悪い……なんなんだこの排泄物の臭い……こんなの初めて……）げろげろ
稲作（こ、こうなったらトイレどころじゃない……いっそのこと俺も……）ぴしっ

直島「糞ッ！！この糞松！！」

石松「な、なにそれ！！ナオシマー、ひどいんだよ！！」

直島「うるせぇ、こんなに汚しやがって、お前なんか糞松で十分だ！！」

稲作「！！！！！！！！！！！？」
稲作（お、俺が漏らしたら……俺は……糞作？）
稲作（いや！！！！そんなのいや！！！！！！）

稲作「あががががが……」ぴきぴき

直島「お、おい糞作……」

稲作「お、俺帰るわ」

直島「……そ、そんな汚れた格好で……か？」

稲作「じ、事務基地店員には、守るべき誇り（プライド）があるッ！！！」

直島「糞作ッ！！！」

稲作「また……来るから……」

直島「……ああ」


終わり