試合結果詳細

「101匹ナオちゃん」第6話



江ノ島エリアにて塾長に追い払われるようにその場を後にした渡部討伐隊。
何ともいえない不穏な空気がチャーシュー号の車内に広がっていた。







江ノ島海岸線ーーーーーーーーーーーーーーーーー








ブロロロロロロ・・・





五嶋「・・・・・（運転中）」


石松「シッコ漏れる」


直島「我慢しろ」


稲作「（ジョー）」










渡部「関根。塾長のあの態度、どう見る？」














関根「何か隠してるな。」



ざわ・・・



渡部「何を隠してる？」





関根「それはまだ分からない。まずは現状を把握しよう。チャーシュー、ニュースをつけてくれ」




五嶋「ウィ。」


ピッ　ピッ　ピッ　ブイーン














ＣＭ「はッ！かッ！たッ！のッ！塩☆」







一同「・・・・・」






















滝川クリステル「・・・え～緊急速報。神奈川クローンテロ事件の続報です。
今朝未明発生したとみられている鈴木クローンによる大規模テロですが、被害エリアは神奈川県内に留まらず、東京、埼玉、静岡、など関東圏を中心に拡大しており、窃盗罪、傷害罪など被害件数は一億件を超えるものと予測されています。」





一同「！？」





滝クリ「なお、現在までに確認されている鈴木クローンの個体数は3000体を超えており、政府ではこれらの駆除のため、ＳＷＡＴやＦＢＩなど国家レベルの討伐部隊の導入を交渉中とのことです。」



やくみつる「日本オワタｗｗｗｗｗ」



















ぐにゃあ～～～～



一同「なん・・・だと・・・？」








バンッ！


渡部「馬鹿なッ！！クローンが増加しているだと？全部で100体じゃなかったのか！？」





ガタッ！


関根「オイッ！！！石松ッーーーーーー！！！！お前がクローン作ったんだろォーー！？アァオイ！？一体どうなってんだ！？アァッ！？」






























































石松「つ
　　　く
　　　っ
　　　て
　　　な
　　　い
　　　っ
　　　す」











関根「アア！？」















石松「　　　　　　　　　　　　　　　　　　つ　　　　　　　
　　　　　　く　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　っ　　　　　　　　　　　　　　　て　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　　な　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　い　

　　　　　っ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　す　


　　　　　　　　　　　　　　　　　」









稲作「ハッ！？少なくとも最初の100体はお前が作ったんだろ？？？」







石松「　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つ　　　　




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　く




っ


　　　　　　　　　　　　　　て　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　な
　　　　


　　　　　　　　　　　　　い　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　」





直島「パードゥーン！？」






石松「I don't make it.」
















渡部「ち　　　ゃ　　　ん　　　　と　　　説　　　　　明　　　　　し　　　　　ろ」
















石松「ｗｗｗしｗｗｗらｗｗｗねｗｗｗーｗｗｗずｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」








渡部「（ブチッ）」






ドゴッ！！



石松「ブッフォオイ！！」



渡部（ドゴッ！！ドゴッ！！ドゴッ！！）



石松「バァッーー！シュッ！！シュッ！！シュッ！！」（吐血）



関根（ドガッ！！ドガッ！！ドガッ！！）



石松「アバタアアアアアアアアアアアアアアアッーーーーーーーーーーー！！」






キキッーーーーーーー！





五嶋「暴れるなッ！事故るッ！」



























渡部＆関根「・・・ハァ・・・ハァ・・・・」








石松「・・・・・（´ρ｀）」（顔面崩壊）











渡部＆関根「ちゃんと説明しろ。」














石松「はい。私は最初からクローンなど一切作っておりません。そもそも作る技術もございません。すべては私の虚言であり、嘘・偽りでございまます。皆様には誤解を招き、多大なご迷惑をお掛けしますた。誠に申し訳ございませんだすた。」

















一同「・・・・・・・・・」










直島「お前・・・なんで嘘ついたんだ？」






石松「その場のノリっす。」






稲作「じゃあ、あのプレハブの実験装置は何だったんだ？」






石松「ゴミユキの研究の手伝いっす。」







直島＆稲作「・・・・・・・・・・・・・」






























関根「事態は急変した・・・いったん情報を整理しよう。
クローンを開発したやつは他にいる。おそらくだがクローンの出所もそいつんトコだろう。」






渡部「おし！クローンの駆除は政府に任せて、俺たちはクローンの出所をつかむぞッ！！！」






一同「アイアイサー！」





直島「場所は検討ついてるのか？」






関根「それはやはり、はじめて事件が報告された藤沢市のどこかだろう。」









五嶋「確か、被害が一番大きいのは江ノ島エリアだと報道されていたね。」








関根「やはり江ノ島がにおうな。もう一度塾長に話を聞く必要がありそうだ。」








渡部「Ｕターンだ五嶋ッ！！江ノ島に戻るぞ！！」





五嶋「オーライキー！」


グルンッ！！



ブロロロロロロ・・・！













直島「ン・・・？」







ドルルルルルルン！！！！！！！


ドルルルルルルン！！！！！


ガラガラガラガラ！！！！





一同「なんだぁ！？」











ドルルルルルルル・・・




直島クローンＲＺ－49（アメ車）「オラオラオラ！！！そこのボロ中古車とまれやァ！！」



直島クローンＹＸ－28（イタ車）「ヤっちゃうよ？お兄さんたちィーーーー！？」



直島クローンＨＫ－87（キックボード）「ハァッ！ハァッ！ハァッ！ハァハァハｌｈ」













石松「キメェ！何だあいつら！？」



直島「あれが第二世代のクローンか！？」



稲作「7・・・8・・・全部で10体以上いるぞッーーーーーー！」







渡部「五嶋ッ！！！もっと飛ばせッ！！」



五嶋「法定速度は５０キロです（キリッ）」







渡部「どけっ！！！代われっ！！！」





ガシッ



関根「その必要はない。」



渡部「え・・・？」













ガチャ・・・



ブワアアアッ！！




稲作「うひゃあ！ドアあけんなあ！」


直島「オイッ！！あぶねえぞセッキー！！」





バッ！



ドカッ！






クローン「な・・・走行中の車の上に乗っただと！？」








ブロロロロロロ！！！






関根「免停だネズミども。」






直島クローン一同「ア！？」



















関根「道交法違反☆取締・空間殺法第29条“パトロール・スライス”～恋は一方通行～ーーーーーーーーッ！！！」





ズパァッーーーーーーーーーーーーーー！！






クローン一同「エ゛ッーーーーーー！？」




ドガシャーー


グワシャーー



クローン一同「ア゛ッーーーーーーーーーーーー！」

















バタンッ！



関根「フゥ。」





五嶋「い、一撃・・・！」


渡部「関根ェーーーーーーーーーーーーーーーーー！マジ惚れた！」








直島（ドピュー）



稲作（ビチャー）



石松（ジョー）



















次回、波乱の幕開け！！

渡部討伐隊、再び江ノ島へ！！


つづく。