試合結果詳細

「101匹ナオちゃん」第8話


クローンテロの本拠地である江ノ島への潜入を試みる渡部軍団。
それを阻む塾長との激しい死闘が江ノ島大橋にて繰り広げられていた。








直島「ネギミサイルッ！！」


稲作「牙通牙ァッーーーーーーーーーーー！」


石松「クンニッ！！」








塾長「“超回転拳”（マスター・オブ・ドリル）！！！」



ズドゴォー！



直稲松「ガッハーーー！」





五嶋「強すぎる！！一体どうすれば・・・」



渡部「（くそ・・・まだなのかっ？）」



関根「・・・？」








塾長「あきらめろ！貴様らごときでは俺に勝てん！」






















ブロロロロロロン！




一同「！？」




直島「なんだあ？」


五嶋「車・・・？」























チャーシュー号（ブロロロロロロロ・・・！！）




稲作「チャ、チャーシュー号！？」


石松「猛スピードで突っ込んできてやがる！」



五嶋「あれ？でも俺、カギもってるぞ・・・！？」


関根「馬鹿なッ！誰が乗ってる！？」






ブロロロロロロ！！！！










塾長「たかが乗用車ごときで俺を突破しようとは、舐められたもんだな・・・」


ざわ・・・


塾長「いいだろう。誰だか知らんが返りうちだ。来いッ！！」









チャーシュー号（ブロロロロロロ・・・！）



塾長「ハッ！」




バシーン！！！




ジャリジャリジャリ・・・！






稲作「す、素手で・・・」


関根「受け止めた・・・だと？」






ギャリギャリギャリ・・・！！




塾長「クッ・・・！ムゥ・・・！なかなかのパワーだ・・・！」




ギャリギャリギャリ・・・！



塾長「さっさと降りて来い！！くそ野郎！！」







































チャーシュー号「・・・・・・・・・・・・（空席）」





塾長「だ・・・誰も乗っていないだとォーーー！？」







関根「運転者がいない・・・？なぜあの車は動いてるんだッ！？」

















渡部「オイ遅ぇぞ！！何やってたんだ！？」



チャーシュー号「わりぃ、遅れた！普通に寝過ごしたわ（笑）」





一同「！？」







塾長「ばっ・・・！？」




稲作「車が・・・喋っただと！？」


直島「何でもアリやなｗ」


五嶋「てか、この声聞いたことあるぞ！？」


石松「なんかイラッとくる声だな～」



関根「これは・・・どういうことだ！？」













渡部「俺の能力、“助っ人召喚”（ソウルチェンジ）を使った。それだけだ。」




稲作「なん・・・だと？」


関根「ちゃんと説明しろ！」
























渡部「まぁ一言で片付けると、今、この車は“おっくん”だ。」




石松「あ？」



直島「おっくん・・・？」






※渡部念能力
“助っ人召喚”（ソウルチェンジ）

人間と自動車の魂を入れ替える能力。

発動条件
①増子に「助っ人」として来たことのある人間しか対称に取れない
②乗ったことのある自動車しか対称に取れない
③距離制限はないが、時間制限は10分
④助っ人料金として「助っ人」の年齢×１万円がタナマンの口座から勝手に引き落とされる








稲作「とんでもねぇな！」



渡部「大したことねぇよ。」



おっくん（車）「ちぃーーーーーーーーす！☆」（キラッ）



石松「黙れ。」









※おっくん（奥村）
増子に一回だけ参加したことがある伝説の助っ人。
作中では第5話にて刑務所送りにされてしまった。






五嶋「じゃあ、今、おっくんのかわりに刑務所にいるのは・・・？」




渡部「“チャーシュー号”の魂だ。」


















県内、某刑務所ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




奥村「バックシマス・・・！バックシマス・・・！」（ガタガタ！）



相部屋の受刑者「（こいつも服役の苦しみに耐え切れずイカれたか・・・）」


ビービービー


看守「受刑番号3706番！！独房に移れ！！！」



奥村「カードが・・・挿入されていませんッッッ！！（キリッ）」



看守「こりゃ重症だ。」


















塾長「なかなか面白いことをしてくれる・・・！だが、俺の敵ではないなッ！」


グググ・・・！



おっくん（車）「おっと！オートマの馬力を手に入れた俺を舐めないでくれるかな？」




ブロロロロロロロロン！！！！




おっくん（車）「いくでー！フルスロットル！！」



塾長「ムムムッ・・・・！！！」




ギャリギャリギャリギャリギャリ・・・！












渡部「おっしゃ！（パン！）奥村が組み合ってる間に江ノ島に突っ込むぞ！！！」



一同「デカイ！！」



タッタッタッタ・・・！








塾長「オイコラ！待て！！！」



ガクン！！



塾長「くっ・・・！（ダメだ！手を離すと確実にふっ飛ばされる！）」



ブルルルルル・・・！


おっくん（車）「よそ見するとケガするぜ？お嬢ちゃん・・・」



塾長「ゴミが！黙ってろ！」



グググ・・・！












タッタッタッタ・・・！



稲作「ハァハァ！だいぶ江ノ島に近づいたぞ！」


石松「ここまで走れば勝ち組じゃね？」



関根「アホども！油断するな！塾長のオーラが増大しているぞッ！」



渡部「なんだと？」














塾長「ウウウウウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」





一同「！？」







グワーーーーン！！！！




おっくん（車）「むわああああああああああああああああ！」





バッシャーン！！！！！




おっくん（車）（ガボガボ）








渡部「まずい！！奥村（車）が海に投げ飛ばされた！！」





五嶋「チャアシュウゴオオオオ！！！」（号泣）



稲作「いちおう車回収業者に電話いれとくか・・・」


直島「俺の知り合いのとこオススメ」












塾長「逃がさんぞッーーーーーーーーーーーーーーー！」



ギュインッ！！








石松「クソ速ェ！！」


渡部「まずい！！追いつかれる！！」








関根「チャーシュー号の犠牲を無駄にするものか！直島、稲作！来いッ！！合体技だ！！！！！」（ヌギッ）




渡部「！？」







ザッ

稲作「やっと我々の見せ場が来たようですな」（ヌギッ）

ザッ

直島「あの技を使えるときが来るなんて胸アツやね」（ヌギッ）


















ギュイーーーン！！！


塾長「射程圏内ッ！仕留めたッ！！！“神速烈風拳”（レジェンド・オブ・カイザー）ッ！！」











関根＆直島＆稲作「あらわれろッ！！！究極合体奥義“童貞羅生門”（チェリーゲート）ッ！！！！！！」



ズ
　　　　シ　　
　　　　　　　　ン
　　　　　　　　　　　　ッ　　　！！




塾長「なっ！？なんだこの扉はぁーーーーー！？？」」


ガンッ！！



塾長「ガッハァ！」













渡部「な・・・なんだあの扉はぁッーーーーーーー！？」


石松「デザインだせぇな」











ガンッ！ガンッ！ガンッ！


塾長「クソォーーーーーーーーーーー！開けろォーーーーーーーーーーー！」





※“童貞羅生門”（チェリーゲート）

童貞にしか通ることの出来ない暗黒の扉。縦100メートル、横50メートル
突如空間に出現し、経験者たちの行く手を阻む究極合体技。
なお、女性であれば普通に通れる。

発動条件
①童貞三人以上の性器をこすりつける
②全員の童貞歴の合計が50年以上であること

解除条件
①24時間の経過
②扉の前で一時間以上踊る

デメリット
①大量の精力を使うため、術者は発動後３日間射精できなくなる。


































塾長「チクショオオオオオオオッーーーーー！」（サッサッサッ！）








関根「まずい！塾長が踊り始めた！今のうちに逃げるぞッ！！！」


稲作「これで三日間オナ禁か・・・」


直島「我慢しろ。俺が一番つらいんだ・・・」



石松「メシウマっすなぁ（ニヤニヤ）」


五嶋「ちゃーしうごう・・・（号泣）」







渡部「ヨッシャア！いくぞみんなァ！いざ、江ノ島へ！！」




一同「足・ダマナ！！」





タッタッタッタッ・・・



つづく