試合結果詳細

「101匹ナオちゃん」第9話


ついに敵の本拠地、江ノ島への潜入に成功した渡部討伐部隊。
その一方で、それに呼応するかのようにクローンテロ実行犯たちのアヤシイ動きが活発になっていた。



























江ノ島・展望灯台（クローンテロ実行部隊本部）－－－－－－－－－－－－－











まもるん「ボス、報告します！たった今、渡部討伐部隊計6名が江ノ島内に潜入したとの情報が入ってきました！」





？？？「フム、ついにきやがったか・・・」




まもるん「どうなさいますか・・・？」




？？？「・・・・・・」



コンコン



？？？「入れ。」







ガチャ



シュン「トクホのペプシ10ケース買って来ましたアッーーーー！」



ドサッ



？？？「ごくろう。シュン、早速だが次の仕事だ。」





シュン「なんすかアッーーーー！？」





？？？「“風神・雷神”を召集しろ。」





まもる＆シュン「・・・・！！」









まもるん「（対クローン討伐部隊専門特殊最高戦闘破壊部隊隊長、副隊長の“風神・雷神”がついに召集されるときがきてしまったか・・・！）




シュン「分かりましたアッーーーー！速攻で呼んできまッシュ！」






















風神「待ちたまえ。その必要はありません。」


雷神「もう、既にいるぜ！チェケラー！」




一同「！？」





































つばさ（風神）「やっと私の破壊衝動を満足させられるような方々が現れたようでございますね。私、安心しましたよ・・・。」



ケイゴ（雷神）「オイオイオイオイオイ！稲作の股濡らしだけは俺にやらせてくれよ？？ガチ頼むわ！チェケラー！」





ざわ・・・ざわ・・・





まもるん（これが・・・“風神・雷神”！！なんて禍々しいオーラなんだ・・・！）



シュン「これで☆もう我々の勝利は確定しましたね☆」







？？？「よし、“風神・雷神”には江ノ島神社・境内にて待機命令を出す。絶対にやつらをこの展望灯台にちかづけるな！」








つばさ「ブラジャー。」



ケイゴ「ついでにペプシ2ケースもらってくぜ！チェケラー！」






？？？「ついでにクローン工場の製造部隊の方にも警戒命令を出しておけ。」




シュン「わかりやした！やっさいもっさい！」





？？？（フフ・・・これで準備は万全だ。どっからでもかかって来い！渡部軍団！）

































江ノ島本島・入り口ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






ザッ



渡部「さて、江ノ島に潜入したはいいがこれからどうするか・・・」


関根「一口に江ノ島といっても広い。まず犯人の居場所をつかまないとな」


石松「とりあえず上に登っていけばいいんじゃね？チェケラー！」


直島「せやな」






稲作「オイ待て！向こうから変な行列が歩いてくるぞ！」


五嶋「あれは・・・」




ゾロゾロ・・・









直島クローン一同「・・・・・・・・・・」



ザッザッザッ・・・






渡部「あれは直島クローンの行列・・・！新たに生まれたクローンか！？」


関根「まずいな、軽く100体以上はいる・・・あれ全部を相手にするのはさすがに身がもたないぞ・・・！」


石松「くせぇな！早く逃げようず！」


関根「いや、もうすでにきづかれているぞ・・・！」

















直島クローン一同「お疲れ様でーす！！」（ペコッ）






石松「あ？」


直島「お、おう」


五嶋「お、お疲れ～」





関根（こいつら・・・まさか俺たちを犯人側の従業員だと勘違いしているのか・・・？）


渡部（それは好都合だ！てきとーにこの場をやり過ごしてこいつらが来た道を登っていくぞ！）


稲作（いや～馬鹿で助かりますな）




ザッザッザッ












（20分後・・・）




稲作「ハァハァハァ！ゼィゼィ！本当にこの道であってるのか・・・？」



渡部「まずいな。俺としたことが完全に道に迷った！」




関根（ブルブル・・・）



石松「どうしたセッキー？」




関根「ちょっとトイレいってくる」



直島「いってら」











階段踊り場前・男子トイレーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


タッタッタッ


関根（まずい・・・！漏れそうだ・・・！）


関根（ん・・・？あれは・・・）
















直島クローン2007号「・・・・」（ジョー）








関根（あれは直島クローン・・・！ちゃんとで便所で小便するなんてえらいな）






直島クローン「あ～講習会だりぃな～」（ジョー）





関根（他に誰もいないのか・・・？だとしたらこれはチャンスだッ！）










ガッ！！！！！



直島クローン「！？ウグッ・・・・・！」（ジョー）




関根「動くと殺す。俺の質問にだけ答えろ。・・・お前らのボスの居場所はどこだ？」





直島クローン「・・・あ・・・あう・・・あう・・・」（ジョー）




関根「５秒以内に答えろ。」





直島クローン「わ・・・分からない・・・です」（ジョー）






関根「嘘を吐くなッ！！！」（グイッ）




直島クローン「はぐ！・・・ほ・・・ほんとうです・・・！ボスの居場所は知りませんが・・・この先をまっすぐいけば・・・左手に“死の花園”があります・・・！」（ビチャビチャビチャ）




関根「“死の花園”だと・・・？なんだそれは、ちゃんと説明しろ！！」（グイッ）




直島クローン「ぼ！・・・ぼくたちが作られている工場のことです・・・」（ビチャビチャビチャ）




関根（クローン工場・・・！そこにいけば何かつかめるかもしれない・・・！）




関根「サンクスッ！！」（グサッ）





直島クローン「アウッ！！！！！！！！」（プシャアッーーーーー）




関根「フゥ・・・・」（ジョー）























関根「みんな！情報をつかんだぞ！この先にクローン工場があるらしい！」


一同「デカイ！！」



渡部「さっさと行ってぶっ壊すぞ！」



一同「オーライキー！！」





つづく