試合結果詳細

「101匹ナオちゃん」第10話


敵の本拠地、江ノ島に潜入した渡部討伐部隊。
一行はついに直島クローンの製造工場にたどり着いたのであった。









江ノ島・クローン製造広場　別名“死の花園”－－－－－－－－－－－－－




渡部「うっ・・・なんだここは！」






















ウイーンウイーン


ピー！ピー！


直島クローン380号「オーライオーライ！」


直島クローンＡＴＭーＺ「駐車下手杉ｗｗｗオレニカワレヤ！」


直島クローンＦＸ－4「オラ208号ッー！木材持ってこいやアナルー！」


208号「ダリィッーーーーー！オエエエエッ」



8741号「なんか英語ナンバーのヤツらって上から目線じゃね？」


5333号「ねみぃー」（ジョー）


9521号「土曜の夜まで暇やわー」（シコシコ）


3282号「ふええ～セッキー切ないよぉ・・・」


1965号「甘えんなッッッ！熱膨張って知ってるか？」



2984号「みんなッー！休憩しようずーーー！」



ウイーンウイーン


ピー！ピー！
















直島「カオスやな（笑）」


五嶋「ここがクローン工場・・・？」


石松「ガチでくせぇ！」


稲作「訳分かんねー機械がいっぱいあるな・・・」





関根「黙れみんな静かにしろ！機械の陰から誰か来るぞッ！」




渡部「おい、あれは・・・」





ザッザッザッ

























コースケ「やぁみんな、ずっと待っていたよ。」（バァーン）




一同「コ、コースケ！？」




石松「かっけぇなオイ！」


渡部「コースケッ！なんでこんな所にいるんだ！？」










コースケ「俺、ここの工場長やってんだよね。」（バァーン）




一同「え・・・？」


直島「堂々としてるんだよな～」



渡部「コースケ、どういうことだ！？」













コースケ「実はさ、直人のクローン作ったの俺なんだわ。」（バァーン）




一同「！？」





関根「馬鹿なッ！どういうことだ・・・？」


直島「kwsk」





渡部「まさかこのクローンテロを巻き起こしたのもコースケ、お前なのか・・・？」





コースケ「それは誤解だ。このクローンテロの首謀者は他にいる。俺はソイツの命令で動いているだけの存在だ。」





関根「なぜソイツの命令に従う必要があるんだ・・・？」














（カチャ・・・）



コースケ「実は“まさや”が人質に取られている。」（バァーン）



一同「！？」




渡部「なんだとッ！？」


五嶋「まさやんが？」



関根「詳しく・・・聞かせてくれないか？」





コースケ「そう、あれは三日前、、、突然の出来事だったーーーーーーーーーーー」




















３日前、、、メガネスーパー藤沢店ーーーーーーーーーーー






コースケ「おっ、このメガネいいな～！」



ケータイ（♪～）






コースケ（ん？謎のアドレスから動画が送られてきたぞ・・・）









動画内容ーーー


まさやん（全裸）「あ・・・あう・・・あう・・・」（ジョー）








コースケ「まさやッ！？これは一体ッ！？」







ケータイ（♪着信）



ピッ



？？？「やぁ、ミスターコースケ。動画はみてくれたかね？」



コースケ「誰だッ？」



？？？「私のことはいいじゃないか。それより、私の条件を飲んでくれればまさやは無傷で返そう。」



コースケ「くっ・・・！条件は何だッ？」




？？？「話が早くて助かるよ。“君の周りで一番有害な人物のクローンを1万体作ること”これがまさやを返す条件だ。」





コースケ「ク・・・クローンだと！？・・・正気か？」




？？？「君の頭脳なら作れるはずだよ、ミスターコースケ」



コースケ（くそっ・・・コイツ、誰なんだッ！？）




？？？「すでに江ノ島内にクローン工場施設を設けてある。あとはまぁがんばりたまえ！ではまた連絡させてもらうよ！アディオス！」



（プッ　　ツーツー）




コースケ（なんてこった・・・やるしかないのか・・・？）


コースケ（確かにクローン開発なんて朝飯前だけど・・・俺の周りで有害なやつなんていないぞ・・・！）










ガー


石松「時代はメガネなんだよ！メガネを買いに来たんだよ！」



店員「らっせぇ」






コースケ「石松さん・・・！ちょうどいいところに！」



石松「あー？」（ボリボリ）









コースケ「ずばり聞くけど、増子で一番有害な人物って誰だと思う？」

石松「ス　ズ　キ　ナ　オ　ト」






石松「に決まっとるやん！そん次が稲ちゃんやな」



コースケ「そうか！ありがとう！（よし、待ってろよ！まさや！）」



ガー







石松「で、おすすめのメガネはどれかね？」


女性店員（シリ見ながら何言ってんだコイツ・・・）





















コースケ「そんな感じで今に至るわけだ。」



五嶋「そうだったのか・・・」


直島「めちゃくちゃやな」


関根「つまり、首謀者は“まさや”を人質にコースケを脅迫し、クローンを開発させ、今も作らさせ続けている。そういうことだな。」





コースケ「その通り。そして全ての元凶、クローンテロの首謀者はこの先の展望灯台にいる。」（キリッ）




一同「・・・！！」






コースケ「頼むッ！ヤツを倒し、まさやを開放しにいってくれ！」




渡部「あったりめぇだろ！行くぞみんなァ！」



一同「あったりめぇだオラァ！」



ザッ






コースケ「待て！そっちの道はやめといた方がいい！」






ピタ・・・


関根「ム・・・何故だ？」








コースケ「その先には対クローン討伐部隊幹部のつばさとケイゴが待ち伏せている。」




直島「ガチネタ？」



関根「確かに尋常じゃないほどのオーラが漂っているな・・・」



渡部「は？なんであいつら敵になってんだよ？」




















コースケ「短期バイトらしい。」



渡部「は？」











３日前、、、スリーエフ辻堂店ーーーーーーーーーーー




まもるん「アッーー次のバイト何にしよーかな～！」


つばさ「そば屋とかでいいんじゃないか？」


ケイゴ「俺もそろそろ副業でも始めるとすっかな～！」












シュン「タウンワークで神求人見つけましたアッーーー！」


ケイゴ「アン？」





※未経験者歓迎！楽しい職場です！

えのしま人形劇場

場所：江ノ島
日給：100万～150万
時間：0：00～24：00
内容：雑務






まもるん「日給100万越え・・・だと？」


ケイゴ「さっさと応募しようぜ！」


つばさ（いや、ブラックすぎるだろこの求人・・・）







シュン「４人分の履歴書送っときましたアッーーーーーーー！」




ケイゴ「デカイッ！！」


つばさ「え・・・なんで俺のも送ったし？」

























コースケ「と、いうことらしいんだ。」（バァーン）



稲作（いや、どういうことなんだ・・・？）



渡部「なんにせよ、あいつらと戦う理由はない！こっちの裏道を使っていくぞ！」



一同「アイサー！」




ザッザッザッ・・・




















江ノ島神社・境内ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




ケイゴ「ウワァーーーー！腹へったッーーーー！」




つばさ「あいつらこなくね？」



ケイゴ「ラーメン食いに行こうぜッッッ！」



つばさ「おいおい、仕事はどうする？」







シャカシャカ


プッシャー！



ケイゴ「とりあえずペプシ撒いとけば大丈夫だべ？？？」



シャカシャカ


プッシャー！





つばさ「何が大丈夫なのか分からんが、駅前の旨いラーメン屋でも食いにいくか」




ケイゴ「デカーイ！！」



スタスタ・・・



























江ノ島・展望灯台（クローンテロ本部）ーーーーーーーーーー





まもるん「ボス、報告します！先ほどの渡部討伐部隊計6名がこの展望灯台前の広場まで侵入してきた模様です！」




？？？「ふざけるなッ！“風神・雷神”はどうしたッ！？」



まもるん「まったく連絡つきません！」






？？？「クッ・・・寄せ集めのチームワークなんぞ所詮はこんなもんか・・・」



まもるん「ア？」




？？？「お前らぁ、今日で仕事収めだ！もう帰っていいぞ！」






まもるん「チッ！ちゃんと給料振り込んどけよ！シュン、帰るぞ！」



シュン「お疲れしたアッーーーーーーーーーーーー！」








バタン・・・！





？？？（こうなったら最終手段だ・・・！）









ガチャ




まさやん（全裸）「あ・・・あう・・・あう・・・」


ガッ！！！


？？？「こっちへ来いッ！！！いくぞッ！！！」



まさやん（全裸）「あう・・・！あう・・・！」




つづく






※来週のコメント欄予定

一試合目：「101匹ナオちゃん」11話
二試合目：直島のガチコメント2012