試合結果詳細

「101匹ナオちゃん」第15話


増子ハイスクールＶＳみつるオールスターズ。
試合は0ー0のまま二回表、みつるオールスターズの攻撃。




4．影山ヒロノブ
5．ドラえもん
6．足　ダマナ




ワーワーキャーキャー


影山「いくぜッー！やるぜッー！」 （ブンブン）



直島（捕手）（四番バッターは影山か。甘い球はほおれないな・・・）










審判「プレイ！」



渡部（投手）「ナベ☆スライダー！」（ビュッ）






コーダイ「うまい！良いコースだ！」








カッキーン！




渡部「くっ！？」



影山「よっしゃあーーーー！！！！」（満面の笑み）









塾長「何のひねりもなく普通に打たれた！」



コースケ「くそっ、ツーベースまでいかれたか・・・！」









滝クリ「さぁ二回表、景気よく影山選手のツーベースヒットで幕明けです！」


イチロー「影山くんはホントに優良プレイヤーですね。一緒にメジャーでプレイしたいくらいですよ。ハハハッ」









5番バッター：ドラえもん




ズ　　ズ　　ズ・・・




ドラえもん「サァ、ヤロウカ。」



（ゴソゴソ・・・）








コーダイ「さっそくドラ猫が四次元ポケットに手をかけたぞ！みんな注意しろー！」




渡部「スケベ☆カーブ！」（ビュッ）










テレレッテレー！


ドラえもん「あらわれろ“黄金バット”ッ！！！！」（ズリュリュ・・・）






※黄金バット
ひみつ道具の一種。振り回しさえすれば必ずボールにあたるバット。誰でもヒットやホームランが打てる。





ドラえもん「ニャアアアアアアアアアアッーーーーーーー！！！！」


バチッ☆






渡部「打たれた！しかし、打球はサードゴロ！潤なら余裕でさばける！」








ザッ


潤「オーライオーライ（笑）」








ギュチッ！！！！！バイーーン！！！



潤「あ゛ぁン！？」（イラッ）






塾長「何だあの明らかに不自然なイレギュラーバウンドは！？」



翼「あんなの宇宙人じゃないと取れないぞ・・・！」










ダッダッダッダッダッダッダッダッダッ！


影山「ハァッ！ハァッ！ハァッ！ハァッ！ハァッ！」（全力疾走）






塾長「影山が速いッ！！バックホームだ！」




翼（左）「くそ！間に合え！」（パシッビュッ）





直島「ナイスボールすぎ！これなら刺せる！！」（バッ）











ドラえもん「“空気砲”ッーーーー！！」



ドウッ！！！







直島「ぐおっ！！送球がそれた！！」






影山「ＪＵＳＴ☆ＩＮ」（スライディング）



ザザッーーーーー！





審判「セーフ！1ポイントゲット！」







直島「クソドビッチアナル！おい！ドラ猫はどこや！？」（バッ）





渡部「ランナーのドラ猫がいないッ！？野郎どこに消えやがった！？」











ﾌﾞｩｩｩｨｨｨｨﾝ・・・！




塾長「！？サードベースの背後に扉が出現したぞッー！！」



五嶋「あのピンク色のドアーはまさか・・・！」







ガチャァァァアアッー・・・・・！




ヌッ


ドラえもん「塁上は心の海・・・ならば泳ぎきる、宇宙の果てまで」（ドォーン）




潤「どこでもドアはずりーだろ（笑）」










審判「セーフ！」




石松「アウトにしてやれよ！」











ワーワーキャーキャー



滝クリ「みつるオールスターズ待望の先制点！イチロー選手、ドラえもん選手の先制弾いかかでしたか？」






イチロー「よくわかんなかった」



滝クリ「状況はノーアウト、ランナー三塁！増子ハイスクール、ピンチです。」













バッター6番：足　ダマナ



ダンッ



足ダマナ「さぁて、死んじゃう準備はできたのかしらァ！？」




直島（ゾクゾク！）











渡部「ナーベーチェンジアッパー！！！！」（ビュッ）








足ダマナ「あなたの股間と、このチェンジアップ。どちらが“ゆるい”のかを確かめさせてもらうわ♥」





渡部（な、何を言ってるんだこの女・・・）










足ダマナ「足臭流奥義“金玉つぶし”」（ブワッ）



カッキーン！









渡部「！？」



グシャッ！！！！！！




渡部「アッアッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！」





増子一同「ダ、ダイスケェッーーーーーーー！！！」









滝クリ「あっーと！足・ダマナ選手の強烈な打球が渡部投手の股間に直撃ッー！！」




イチロー「たとえ試合中にＫＩＮ－ＴＡＭＡを負傷しようがランナーは止まらない。こういう場合、一秒でも早く痛みを払拭し、ランナーを殺すのがプロフェッショナルの仕事。今、試されてますよ、彼。」













テッテッテッ・・・


ドラえもん「ご臨終でーす！」




審判「ドラ猫ホームイン！！一点追加！！」









渡部「ぐっ・・・ぐっ・・・！くそっ！くそっ！」（モジモジ）




塾長「立ち上がれ渡部ッ！！ランナーはまだ残っているッ！！」










ギュインッ！

ダァンッ！

ダァンッ！


足ダマナ（ウフフ無理無理。左玉の精細管の隙間に多数存在するライディッヒ間質細胞の粉砕によりアンドロゲンの分泌が停止し、一般成人男性であれば激痛で13～17秒間は立ち上がれないはず・・・！ごちそう様でした♥）





ダァンッ！



翼「クソッ！速いッ！もう三塁を蹴ったぞッーーーーーーーーーーー！！」








渡部「コ・・・！コンチクショオオオオオオオッーーーー！」（ムクッ　ビュッ）







足ダマナ「馬鹿な！！あの躁状態からわずか5.8秒で立ち上がったですって！？なんてポテンシャルを秘めているのこのお兄ちゃん・・・！」（クラッ）






直島「ザーメンッ！」（バシッ）







審判「アウトー！」









渡部「ハァ・・・ハァ・・・これでやっとワンアウトか・・・」



コーダイ「まだ投げれるか・・・？」



渡部「問題ない！アイアンマンを舐めるな！」



直島「こっから下位打線だし、サクッとやっちゃいましょう」













７番バッター：伊達政宗




伊達「世は戦乱・・・武将伊達政宗、いざ参らんッ！」（ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｼｬｷｰﾝ）




翼「なぜ刀をかまえているんだ・・・？」



石松「バット持てよ！！！」












渡部「アイアン☆ストレート！」（ビュッ）






伊達「視えたッ！“斬　鉄　剣”ッ！！」（シュカッ）



ズバッ！





審判「ファールボール！」





滝クリ「あっと、野球ボールが真っ二つに切れてしまいました！これはファール判定です」



イチロー「純粋にボールがもったいないと言えるプレイングですね。野球ボールってけっこう高いんですよ？」







ビュン　　　ズバッ！


ビュン　　　ズバッ！


ビュン　　　ズバッ！


ビュン　　　ズバッ！




審判「ファールボール！」





滝クリ「これで五球連続ファールボールです」





伊達「拙者に切れぬものなどないッ！！我、最強也！！あっぱれあっぱれ！」





イチロー「あのサムライ、野球のルールを何も理解してませんね。これはお話にならない。」








渡部「アイアン☆スライダー！」（ビュワッ）







伊達「ムムッ！？球の軌道が激しく変化しおった！」



スカッ！






審判「ストライク！バッターアウト！」







コーダイ「おそらく変化球の概念がなかったんだろう！これでツーアウトや！」












8番バッター：伊藤カイジ



ざわ・・・ざわ・・・




カイジ「打つ・・・・・！打つ・・・・・！やれば出来る男っ・・・・・！俺は意外と・・・・・！」






ビュッ　スカッ　ズバン

ビュッ　スカッ　ズバン

ビュッ　スカッ　ズバン





審判「ストライクスリー！バッターアウツチェンジ！」




カイジ「そんなっ・・・・・！既に四面楚歌・・・・・！」（ぐにゃ～）








渡部「ふう・・・さっさと取られた点とり返すぞ！！」




一同「ブラジャー！」








増子、２点のビハインド！次回、二回裏！



つづく