試合結果詳細

「101匹ナオちゃん」最終話（前編）



ワーワーキャーキャー





滝クリ「増子ハイスクールVSみつるオールスターズ。日本の未来をかけた世紀の一戦も、作者の怠慢によりいきなり最終回を迎えました！」




イチロー「戦況は0-2でみつる側がリード。増子が一体どんなドラマを見せてくれるのか楽しみですね。」











渡部「みんな集合ー！！作者のわがままで、急遽この三回裏が最終回になった。この回で逆転しないと俺たちの負けだ！絶対点取るぞっ！！」




翼「また急展開だな・・・」





稲作「すまんみんなー！！書くのしんどくなったｗｗｗこの回で逆転オナシャス！！」







コーダイ「仕方ねぇ！！一丁やるかぁ！！」



安ちゃん「おっしゃ！増子の底力、見せてやろうぜ！！」






増子一同「ファイヤーーーーーーーーーーーー！！」





















三回裏（最終回）



7.潤
8.五嶋
9.関根









直島「先頭は安定の潤スタートや！」




コースケ「良いね。潤なら必ずやってくれるよ。」








7番バッター：潤













しーーーーん






















五嶋「え・・・？」



直島「オイ！！！潤がいねぇぞ！！！」








一同「！？」





渡部「は！？あのモグラどこいきやがった！？」


























































笛田球場・女子トイレーーーーーーーーーーー。



パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン



潤「やっぱ芸能人は締まりがちげぇなー」



沢尻エリカ「あっ、アンタ・・・こんなコトしてていいの？先頭打者なんでしょ？」






潤「ん？関係ねーべ。　　　　　


・・・というわけでそろそろ出します（笑）」




沢尻「嫌いじゃないわ、アンタみたいなタイプ。」




パンパンパンパンパンパンパンパン・・・・



























渡部「仕方ない、潤の打席は飛ばそう！五嶋、先頭だ。」



五嶋「ウ、ウイ。」






稲作「え？野球って打順飛ばしたりできんの？」



直島「バレなきゃオッケー」










8番バッター：五嶋




五嶋「緊・張、シ、テマース」（ガチガチ）






安ちゃん「リラックス！リラックス！」







みつる「フ・・・あの様子じゃ影山の球は打てまい！」






影山「爆沈完了オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ！！！！」（ビュッ！！）




ツルッーーーー




影山「しまったああああ！！！コントロールミス！！！」







ギュオオオオオ・・・！！！










安ちゃん「あっぶねぇ！！！避けろ豚島！！！！！！！！」


















五嶋「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」（真顔）（集中）（緊迫）









直島「ダメだ！！！あいつ球見えてねぇ！！！」














ドゴッ！！！！




五嶋「ブッフォオオオオオオオオオオオオオオオオオイイイ！！！！！」



バタッ






審判「デッドボール！！！」











稲作「180キロの号速球をモロに体で受けやがった！！！」



石松「し、死んだ・・・？」



























ムクッ



五嶋「アイラヴ野球♥」



バタッ







増子一同「ごっさあああああああああああああああん！！！！！」






























五分後ーーーーーーーーーーー。




稲作「石松先生、五嶋さんの容態は？」



石松「ただのカルシウム不足による貧血っす！！ただ、試合復帰ムリングなんで、代走オナシャス！！」




五嶋（ムニャムニャ）








直島「なんなんだよ・・・」



安ちゃん「心配させやがって！」



シュン「無事で何よりデスッーーーーーーーーーーー！！」

















コーダイ「代走、高田家の犬ッ！！！！！！」




高田家の犬「ワンワン！！」









渡部「ちょっ・・・オイ待てよ！！なんで犬を試合に出すんだ！？代走なら無難にまもるんとかでいいだろ！！」












安ちゃん「フゥー、キャプテンのくせになんもわかっちゃいねぇようだな。」






渡部「何だと！？」




安ちゃん「何としても点が欲しいこの場面で、最も脚力の高い高田家の犬を選択するのは監督として当然の判断だと思うが？」






渡部「いや、犬じゃん！！サインとか、ぜってー理解しねーから！！」










ガタッ



コーダイ「あまったれるな！！！！！！！！」



バチン！！！



渡部「うっ・・・！」




コーダイ「俺だって普通に人間を出したい！！！辛いんだよ！！！でももう普通のやり方じゃあいつらに勝てない！！分かるだろ！？これまでの闘いの中でそれを理解できたからこその判断なんだよ！！！この試合に勝つために俺は鬼になる！！！黙って従ってくれ！！！頼むッ！！！！」





渡部「コ、コーダイ・・・」






ザッ






渡部「代走、高田家の犬！！！五嶋の勇気を無駄にするなよ！！元気よく行って来い！！！」






高田家の犬「ワン！！ワン、ワンワン、ワンーーー！！キャウン！！ワンエワワン、ワンワン！！！！」（タッタッタッ）







渡部「おそらく熱いこと言ってるんだろうが全く伝わってこねー！！！」




翼「飼い主も直前にバックレてるのがつらい！」
















一塁ベースーーーーーーー。



ザッ



高田家の犬「ワンワン！」







カッス「おーよしよしかわいいな～！！お手、おすわり、ちんちん！！」



ガブッ



カッス「アッーーーーーーーーーーーーーーー！！」


















9番バッター：関根


ザッ


関根「時は満ちた。」














ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！



キャーキャー！！！

ピーピー！！


会場のファン「関根様あああああああああーーーーーーーーーーーー！！」


「キャーーーーーーーーセッキィイィィィ！！！！！」


「いけーーーーーー！！！やったれーーーーーーーー！！！！」


「かっ飛ばせーーーーーセ・キ・ネーーーーーー！！」（バン！バン！バンバンバン！）


「がんばれーーーーーー！！」　　　　　


「関根サマッーーーーー！！！」



ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！！


キャーキャーキャー！！！


♪パーパッパラッパー♪
♪パーパッパラッパー♪


ドンドンドン！


ワアアアアアアー!

















翼「場内沸きすぎだろ（笑）」



安ちゃん「すげぇ人気だなー」



石松「セッキーは神。」






稲作「ここでセッキーか。なんとか繋いでくれると良いんだが・・・」





渡部「関根は打つよ。あいつがこの日のために影で何千何万回と素振りしてたのを、俺は知ってる。」




五嶋「・・・・」（じわっ）




















審判「プレイ！！！」






関根「俺のターン、ドロー！！リバースカードを二枚セット！！ターンエンドだ。」（キリッ)





審判「バッター三振！！ワンアウト！！」












渡部「打たないんかいッ！」



石松「あっさりワンアウト取られますた」



塾長「いや、これでいい。闇遊戯のイカサマカード戦法を防ぐにはこの方法しかない。関根は自らの打席を犠牲にしてまでチームに貢献した。それだけのことだ。」







関根「よし、これでみんなが安心して打席に立てる・・・！」






闇遊戯（クククそれはどうかな・・・☆）











一番バッター：ケーゴ





渡部「ケーゴ、いけるか？」








ケーゴ「ガチでダリィ！！無理だわーｗｗｗ」






関根「よせ。ケーゴは一打席目の「落とし穴」（第14話参照）で心身ともに重大なダメージを受けている！！そのショックは一朝一夕で振り払えるものじゃあない！！代打を要求する。」


















コーダイ「代打、まさやん！！」








まさやん「おなしゃすー」（小声）










増子一同「頼むぞ・・・まさやん！！！」




塾長「まさやはああ見えて内心誰よりも闘志を燃やしている。その気持ちは必ず結果として現れる。」
















３分後・・・・・・・






ズバンッ！！！






審判「ストライク！！バッターアウト！！」






まさやん「モグモグ」（みのさん）


































稲作（何だ・・・・？今、一瞬とんでもない光景を目にしたような・・・）



直島（気のせいだ・・・忘れろ。）





翼「こ、これでツーアウトか・・・」




まもるん「ついに追い込まれた・・・！！」















二番バッター：コースケ



ザッ



コースケ「最終回ツーアウト、ランナーは犬一匹。ワクワクが止まらないね。」










石松（アヘ顔）「神。」



直島「ブッーーーーーーーーー」（鼻血）



稲作（ビュッ！ビュッ！ビュッーーーーーー！）







安ちゃん「ホントきったねぇなこいつら！！！」













渡部「大丈夫だ・・・！コースケなら必ず次に繋いでくれる・・・！」



塾長「安心してみれるな。チャンス時の高揚感すらある。」













影山「これで終わりだぁあああああああああああああああ！！！」（ビュッ）









コースケ「貴様がな。」







影山「！？」








カキンッ！！！！









増子一同「打ったッ！！！！！！！！！」









コースケ（くっ・・・！しまった・・・・！）













稲作「ああっ！！マズイ！！打球はレフト方向！！」



直島「よりによって足・ダマナのテリトリーかよ！！」














みつる「よし！！！もらったァーーーーーーー！！レフトのダマナちゃん、お願いしまーーーーす！！！！」




















レフトゾーンーーーーーーーーーーーーー。









しーーーーーーん



















影山「足・ダマナがいないッ！？」




みつる「ばっ！！！！馬鹿なッ！！！！どうなってる！？」























































笛田球場・男子トイレーーーーーーーーーー。





クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ




足・ダマナ「アッーーーー！アッーーーー！アッーーーー！」





潤「いやー、さすがに幼女の〇〇〇はいじりがいがあるわ（笑）それよりいいのかい？試合の方は（笑）」





足・ダマナ「オニイチ゛ャン！！モッド！！モッド！！ア゛ッーーーーーーーーー！！」








潤「やれやれ（笑）」







クチュクチュクチュクチュクチュクチュ・・・



















滝クリ「なんということでしょう！！カイジ選手に続き、足・ダマナ選手も職場放棄！！！よってこの打球はヒットとなります！！」




イチロー「ここにきてチームの結束力のなさが浮き彫りになりましたね。高田選手が意外な形でチームに貢献しました。ナイスプレー。」
















ワーワーキャーキャー




渡部「よっしゃあッ！！！まわれーーーー！！」






高田家の犬「ワンワンワン！！」（タッタッタッ）











影山「チッキショおおおおおおおおおおー！！！闇遊戯、カバー頼む！！」








闇遊戯「待て影☆山！！その必要はないＺＥ☆」











稲作「来るかッ！？」








闇遊戯「リバースカードオープン☆速攻魔法カード「動物撲滅キャンペーン」ッ！！！！」


ドゥイン☆



※「動物撲滅キャンペーン」（速攻魔法カード）
場の動物モンスター全てを破壊する。









稲作「あれは犬破壊専用魔法カード！？あのヤロウ、まさか高田家の犬が出てくることを読んでいやがったのか！？」






ディウン☆


関根「甘いッ！！！リバースカードオープン！！装備魔法「アナル拡張チェーン」発動！！」







石松「キターーーーーーーーーーーーーー」





※「アナル拡張チェーン」（装備魔法カード）

モンスター1体に装備する。装備モンスターは相手の魔法・トラップの対象にならない。




関根「俺はこのカードを“高田家の犬”に装備するッ！！」








ジャララララララン・・・・！！！




高田家の犬「ワ、ワオオオオン！？」（グイッーーー！）









稲作「いいぞ！！これで闇遊戯の「動物撲滅キャンペーン」の効果は無効になる！！」






闇遊戯「甘いZE☆カウンタートラップ発動☆「全裸パーティー」ッ！！」


ドュイン☆



※「全裸パーティー」（罠カード）

モンスターに装備カードが装備されたとき発動。場の装備カードを全て破壊する。






稲作「くっ！！こいつ、一体何手先まで読んでやがるんだ！？」






パキーーーーーーーーーーーーン



高田家の犬「ワンアッーーーーーーーーー！！」










ババッ☆



関根「そうはさせない！！リバースカードオープン！！カウンタートラップ「神の宣告」発動ッ！！」


※「神の宣告」

ライフポイントを半分支払うことで、あらゆる効果の発動を無効にする。







闇遊戯「さ、さらにカウンターで返してきただと！？」






稲作「決まったな・・・」
















ギュウウウーン☆





タナマン「うわあああああああああああああっーーーーーーーーーーーーーーーー！！」




まもるん「タナマン！？」



石松「うるさいぞ！！黙れ！！」



五嶋「タナマン、さっきより急激に老けてないか・・・？」








関根「俺はタナマンのライフポイント（寿命）を半分支払い、「神の宣告」の効果発動ッ！「全裸パーティー」の効果を無効にするッ！！」






タナマン「ふじゃけんなよ！！！」（ヨボヨボ）












闇遊戯「KUSOYAROU!!どうにもできないZE☆」











関根「はっきり言うぜ！お前、弱いだろ☆」








闇遊戯「爆☆殺！！」




ドゴオオオオオオオオオオオン！！



闇遊戯ライフポイント：0





関根「闇遊戯、撃破！！」



稲作「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ」






犬「ワンワン！！ワンエワンワンアッーーーーーーーー！！」













滝クリ「まったく意味が分かりません！！結局どうなったんでしょうか！？イチロー選手、解説おねがいします。」






イチロー「無理。まったく意味が分からない。そもそも野球対決にカードバトル要素は必要だったんでしょうか。完全に作者の構成ミスですね。もっと分かりやすく書こう。」



滝クリ「まぁ普通に「ヒットになった」ということで進行していきましょう！」




















稲作「いやぁ～～～犬もコースケもなんとか無事に進塁できたな・・・！」





塾長「これで状況はツーアウト、ランナー1、3塁・・・ピンチだが同時にチャンスでもある」





五嶋「そして注目のバッターは・・・・・・」















三番バッター：直島










直島「ア゛ッーーーーーーーーーーーー！！！！うらあああああああああああああああ！！！！ち〇こーーーーーーーーーーーーーーー！！！ま〇げーーーーーーーーーーー！！アナルーーーーーーーーーーーー！！！！カタリストッーーーー力をくれっーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！」






石松「いけよオラ！！！！勝てよ！！！勝つんだよ！！！これ以上おれに甘えるな！！！！結果だせよおデブ！！！ハゲッ！！ボケナスッ！！！クズッ！！クーーーーーズッ！！！！」






安ちゃん「うっるせーな！」



翼「これが増子。」





塾長「闇遊戯の消えた今、思い切ってバット振ってこーーーい！！！」
















ムクッ





闇遊戯「まだDA☆・・・・！！まだ終わらんよ・・・・・！！」








関根「！？」







闇遊戯「トラップカード発動☆！！「ファイナルターン！」！！！！」





ディウン☆




※「ファイナルターン！」（トラップカード）


最終回、ツーアウトの状況で打者が打席に立ったときのみ発動可能。
その打席の終了時、ゲームを強制的に終了させる。
このカードの効果は無効にならない。









カッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




闇遊戯「ヒャッハアアアアアアアアアアアアア！！！これで終わりDA☆」










関根「くそ！！！！あのヤロウ土壇場でまたトラップを発動させやがった！！」



稲作「しかも、なんて理不尽な効果なんだ・・・・！」








闇遊戯「現れろッ！！！絶望王タカシ！！！！！！」








ズズズズズズズズズズズズズ・・・・・！！！！





タカシ「ケッカダセ・・・・！！ケッカダセ・・・・！！」






ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・！！







滝クリ「「ファイナルターン！」の効果で球場に死神（タカシ）が出現・・・！会場は異様な雰囲気に包まれています！！！！」



イチロー「ラストチャンス。がんばれ増子。」









ズズズズズズズズズ・・・



絶望王タカシ「ケッカダセ・・・・！！ケッカダセ・・・・！！」








石松「あの死神、イナモンにちょっと似てないか？」




稲作「………」









直島「ハアアァァァァン！？またクソイカサマカードかよ！？？もうなんでもこいよ！！！！どうせ打つから関係ねぇづらｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」






渡部「で、簡単に言うとどういう効果なんだ？」






関根「この直人の打席がラストチャンスになった。結果がヒットだろうがフォアボールだろうが試合は強制終了になる。つまり、この一打で３点を取らなければ勝ちはない。
ランナーは一塁のコースケと三塁の犬の二枚。例え犬が還れたとしても1-2で負ける。平凡なヒットじゃコースケまでは還せない。つまりどういうことか分かるな・・・？」











直島「ホームランを打つかしないということですね？分かります。」






増子一同「お願いします。」



ワーワー　キャーキャー













次回、ついに「101匹ナオちゃん」最終回！！！
乞うご期待ッ！！


さらに連載終了後には石松先生による新作読み切りを掲載予定！！！
震えて待てッ！！



ザ・オパンティ＼(＾▽＾)／




つづく。