試合結果詳細

2018年第14戦は、ダイナマイツさんとの対戦。
6月9日の勝利を最後に6連敗と長いトンネルが続くが、この日は助っ人に頼らず部員のみで好メンバーが揃い、今日こそ連敗ストップを懸けて臨む一戦。

1回表、1番梶谷死球後に二盗、2番倉田右前安打で無死一・三塁の先制機。3番柿原一ゴロの間にまず1点。続く4番加藤の右中間適時二塁打で2点目。さらに5番小野が左前安打と二盗で二・三塁に。二死後、7番上田の左前適時打で2点を加えこの回合計4点を先制する。

1回裏は、失策が失点に直結してしまい3失点、リードはわずかに1点となる。

2回表、二つの敵失を機に二死二・三塁とすると、2番倉田が右翼線へ2点適時打。この一打で倉田は球団史上2人目となる通算100打点に到達。さらに敵失で再び二・三塁とするが、4番加藤は中飛に倒れる。

2回裏は、先発加藤が走者を出しピンチを迎えるが、犠飛による1失点で切り抜ける。

6-4で迎えた4回表は、一死から9番三田が右前安打、二盗を決める。二死後に1番梶谷が敵失で出塁しこの日3個目の二盗を決めて、二・三塁とチャンス拡大。続く2番倉田は二遊間をゴロで破り、この日3安打目となる中前適時打。

4回裏、前の回を無失点に抑えた2番手横野が簡単に二死を奪ってからリズムを崩し、2点を失いなおも二死満塁と一打逆転の大ピンチ。ここで相手打者の放った浅い右飛に対し、守備位置を深めに取っていた右翼手の三田が懸命に前進し一旦はグラブに打球を収めるが、惜しくもボールがこぼれてしまい二者が生還（記録は安打）、7-8と逆転を許してしまう。

円陣を組み再逆転を狙う5回表は、無安打ながら3四球で二死満塁まで攻めるが、10番江崎が空振り三振に倒れ無得点。

5回裏は、3番手として柿原が登板、走者を出すが無失点に抑え、1点ビハインドのまま最終回を迎える。

最低でも1点を挙げ同点、願わくば2点以上を挙げ勝ち越したい最終6回表、1番梶谷が敵失で出塁し二進。2番倉田が送りバントを決めて一死三塁とまずは同点機。3番柿原の左飛で三走梶谷は本塁を狙い一旦はスタートを切るが相手左翼手の落球に気付かず躊躇し帰塁。依然1点を追い一死一・三塁となる。4番加藤の投ゴロで一塁封殺の間に三走梶谷は今度こそと本塁を狙うが、相手一塁手からの好返球で本塁タッチアウト、これでゲームセットとなった。

攻撃面に関して、安打や四死球は多く、敵失も含め毎回走者を出し、盗塁も多く仕掛けられ、全体的に活発に攻撃できたと評価できるものの、あと一本が出ればさらに加点できた場面も多かったように思える。
投手陣は、先発加藤の予定より早い降板は誤算であったが、2番手横野が1イニング目を好投。そのままリードを保っていい流れで終盤を迎えたかったが、2イニング目二死までこぎつけた後に一つのプレーをきっかけに呑み込まれてしまった。3番手柿原は及第点以上の投球内容。
全体的に痛烈な打球で被安打する場面は決して多くはなく、失点には守備陣の失策が絡む場面が多かったため、投手陣を責める内容ではなかろう。

攻守ともに内容には見どころも多くあったが、結局は逆転負けでの惜敗、これでとうとう7連敗となってしまった。
今季残り数試合で攻守とも内容を良くして連敗ストップと来季以降につなげる明るい材料を探っていきたいところだ。

監督担当：倉田