試合結果詳細

1ヶ月ぶりの試合となった今季3戦目は初めて善福寺川緑地での試合。
3時間枠のため9イニングス制で行うとして好天の中、長い試合が始まる。

2点を追う2回表、先頭の5番上田が敵失で出塁。続く6番小野が左翼線へ鋭い打球の二塁打、一塁から上田が還り1点を返す。この後一死満塁までチャンスを広げるが同点には至らず。

3回表、先頭の2番寛人が左前安打、3番梶谷が右中間を深々と破る三塁打で同点。この後二死二・三塁の好機に7番横野が左翼線へ勝ち越しの2点適時二塁打、4-2とこの回逆転に成功。

4回表、先頭の9番倉田が7年ぶりの長打となる左翼線二塁打。この後一死二・三塁から2番寛人の遊撃内野安打で1点。さらに二死後4番原が中前2点適時打、7-2とリードを広げる。

5回表、一死一塁から8番久保田の三ゴロを相手三塁手が二塁へ高投、二・三塁の得点機に。ここで9番倉田が右前への2点適時打、9-2とさらに加点。

先発の横野は初回の2失点後は無失点で切り抜けてきたが、5回裏は味方の失策が絡み相手打線の反撃に遭い4失点、9-6と試合の行方はわからなくなる。

6回裏は2番手原が登板するが制球が定まらずに一死も奪えずに3番手小野に交代。小野は背負った走者を還すも自身無失点でしのいだ。

9-8と1点差の7回表は、先頭の9番倉田が左翼手手前に落ちるテキサスヒット。二盗と内野ゴロの間に三進すると2番寛人の三塁内野安打で還り10-8とする。

7回裏に1点を失い10-9と薄氷を踏む展開になり8回表、あっさり二死となるが6番小野が敵失でしぶとく出塁、7番横野四球、8番久保田三ゴロ失で出塁し満塁に。追加点の絶好機となるが9番倉田がフルカウントから内角の変化球に痛恨の見逃し三振。

5回までを投げ切った横野がベンチでの休養を経て8回から再登板。力を振り絞って9回までの2イニングスを見事に無失点で抑えた。

長いイニングを戦うには投手力が足りず苦戦を覚悟したが、失点しながらも大きく崩れずにがんばった。打線がそれに応え奮起し13安打10得点。約3時間にわたる激戦を辛くも勝つことができた。

（投手成績：横野の投手成績は先発登板と再登板を合算して表示）
（監督担当：倉田）