試合結果詳細

【総括】
東京ナチュラルズ様と初対戦。
活発な打線は初回から順調に得点を重ねると、先発10人全員が1得点ずつという珍記録。
投げては今季初先発となった宮城の独壇場。6回を10奪三振、3四球のみで見事ノーヒットノーランを達成した。

【ダイジェスト】
初回、一死2、3塁から4番成沢の2点タイムリーで先制。
2回に2番見友の技ありタイムリーで1点を追加すると、3回には6番渡邊のタイムリーツーベース、8番吉野のタイムリー、9番宮城はスクイズを決め一挙4得点のビッグイニングを作った。
終盤の5回、3番仙田のタイムリーで10点目となり勝負あり。
先発宮城は初回から3者連続三振で立ち上がるなど相手打線を圧倒。4回二死から四球を与え完全試合こそ逃したものの、6回を投げてノーヒットノーラン達成となった。

【個人別】
高崎
3出塁2盗塁とリードオフマンとしての役割をしっかりと果たした。センターの守備では正面からスライスする難しいライナーを難なく好捕するなど安定感抜群。

見友
サードの後ろに落とす技ありの一打。引っ張りにかかるときの力み癖を無くすために普段から引っ張りの打撃にも積極的にトライしていこう。

仙田
得意の形のセンター前タイムリー。すっかり打撃は元通りに。
サードの守備もミスなく無難にこなしたが、内野手としての捕球からの送球への移行の仕方は伸び代がありそうだ。
慣れないポジションのためか、守備での声掛けが見られなかったのも課題。

成沢
初回に先制の2点タイムリーで4番起用に見事に応えた。
太陽と被って見にくいフライもあったがグラブを上手く使って対応。チームとして見習いたいプレーであった。

小原
安打こそ出ていないが、これまで選べていなかった四球を2つ選ぶなどボールが見えてきた。前の試合からセンター方向へのフライ、ライナーが増えてきており、雪解けは近いか。

渡邊
タイムリーツーベースは意外にも今季初の長打。打率に加え、従来の持ち味が付加されてきた。
ベースランニングではやはり足が上がっていない…。身体を絞って1UPを。

黒木
打撃で結果は出なかったが、今季から取り組むサイン出しでは前々試合に続いてスクイズを成功。メリハリのある采配がハマっている。
試合前のノックでは本人はそのつもりはなくても周りからは怠慢に見えてしまうことがある。意識してテンションをあげていこう。

吉野
この日のライト前ヒットに象徴されるように、好調の要因はボールを懐へ呼び込んでスイングできていることか。セカンドへのポップフライになった次の打席でライト前と修正力も高くなっており、今後にも期待がかかる。

宮城
文句なしの投球に加え、打撃でもレフトオーバーのツーベースにスクイズも決めるなどまさにオールラウンドの活躍。本日は非の打ち所ナシ。

古本
芯で捉えたレフト前ヒットは本人も納得の一打。次打者の安打で左翼手のちょっとしたファンブルを見逃さずに三塁を陥れた走塁も見事。意識、チャレンジとして良いプレーだった。