試合結果詳細

サマーカップベスト8を賭けた一戦。
先攻Rossowaveで始まった試合は、時折雨が降る中での試合となったが、Rosso先発の沖は先週の試合と同様に力強いピッチングで相手打線を封じチャンスを与えない。自らの四死球でピンチを招く場面もあったが、要所で三振をとり失点を許さない。一方のRosso打線は、相手先発投手の前にランナーすら出すことが出来ずに5回まで完全試合ペースで進んでしまう。そして迎えた終盤6回、何とか先制点が欲しいRossoは先頭の7番・斎藤が初球の高めを見事にとらえ左中間を深々と破る3塁打を放ち、ノーアウト3塁とビッグチャンスを迎える。しかし、後続が繋げられずヒットエンドランのサインも失敗に終わりこの好機を活かすことができない。その裏、相手の先頭に四球で出塁を許すと、続く打者のランエンドヒットが見事に決まってしまい1アウト3塁で後続が3・4番というこの試合最大のピンチを迎える。ただ、ピンチにはめっぽう強い沖、ギアを上げこのピンチを連続三振でねじ伏せる。ピンチの後にチャンスありとは良く言うが、最終回に先頭の土井が左中間へ2塁打を放ちチャンスメイク。続く2番・松島の場面で2塁ランナーの土井がディレードスチールで果敢に3塁へ進塁すると、この間に相手野手間で送球ミスがあり土井は一気にホームへ突っ込む。クロスプレーの際どいタイミングとなったが、キャッチャーがボールをこぼしてセーフとなりやっと1点をもぎ取る。その裏、この1点をしっかりと守り切りRossowaveがベスト8進出となった。
沖に関しては7回を9奪三振で無失点。与えたランナーは自らの四死球によるもので、なんとこの試合も先週に引き続きノーヒットノーラン。この接戦をよく投げ抜いてくれた。