試合結果詳細

http://www.baseball.gr.jp/14stn/170426.htm

天候が心配される曇天の中、Rosso先攻で試合開始。初回、先頭の土井梢がレフト前ヒットで出塁しその後2塁まで進塁するも後続が続かず、先制点には結び付かない。その裏、先発のマウンドには前回好投を見せたサウスポーの内山が上がる。この日も伸びのあるストレートにコーナーをつく変化球で簡単に3つのアウトを取り好調ぶりをアピール。すると直後の2回表、先頭の5番斎藤がサード強襲ヒットで出塁、6番石川がきっちり犠打で送り1アウト2塁と得点のチャンスを迎える。その後パスボールで斎藤が3塁へ進塁すると、7番鏡がストレートを呼び込んで右方向へタイムリーヒットを放ち先制する。
4回表から相手は2番手のサウスポーが、Rossoは6回裏から土井佑がそれぞれマウンドへ上がりスコアボードに0を並べる。7回表、Rossoは先頭の鏡がショートへの内野安打で出塁すると、続く土井佑が左中間へ2塁打を放ちノーアウト2.3塁と追加点のチャンス。ここで打席には今野が入るが、相手が敬遠策をとり歩かされ満塁となる。相手投手もここでエンジンをかけ直したか、続く稲見が空振り三振、小島がレフトへの小フライに倒れなかなか一本が出ない。2アウトとなって谷口が打席に入るも、パスボールの機をうかがっていた鏡がピッチャーの投球がショートバウンドになったタイミングで突っ込むも、ボールはキャッチャーの目の前にこぼれホームでタッチアウト。絶好のチャンスを無得点で終え最終回を迎えると、悪い流れがマウンドの土井佑に移ったか制球を乱し始め嫌な空気が漂い始める。先頭を四球で出塁させるとワイルドピッチで進塁を許しノーアウト2塁と同点のピンチ。ここで土井佑の投球がやや逸れるのを見てか2塁ランナーが3塁へ突っ込む。今野がボールを体で止めサードへ送球するも、これが逸れてしまいカバーに入っていた岡本直がホームへ送球するも間に合わずまさかの同点に。その後は再三ピンチとなるも、味方の鼓舞に背中を押され土井佑も意地で投げ抜き1失点に抑える。
大会規定により王者側は引き分け以上で防衛成功というルールがあったため、新王者となることは叶わなかった。