試合結果詳細

念願かなって実現した、仙台チームとの交流戦。ダブルヘッダーの第一戦はエース室田が先発。立ち上がりからコントロール重視の打たせて取る省エネ投球で、仙台の重量打線を０点で抑え込む。一方、仙台チームも速球派右腕が先発。初回から投手戦の様相となる。がしかし、思わぬところからチャンスが舞い込む。２回裏、１０年ぶり？のスタメンで気合が入る川口が２アウトからセンターへクリーンヒットを放つと、リズムが崩れたのか相手投手が突然乱れ、四球・暴投を絡めて東京が１点を先制する。その後、両チーム０行進となるが、５回裏に先頭の鈴木が、この日２本目となるヒットを放ち塁に出ると、足を絡め０アウト３塁のチャンスをつくる。ここで、今回の交流戦の立役者圭０がしっかりと内野ゴロを打ち、貴重な追加点を奪う。６回表には右中間を抜けるようなライナー性の当たりをセンター小篭がスーパーキャッチ！勝利の女神を抱き寄せる。投げては先発室田が７回を無失点（4安打、1四球）に抑え、今季初の完封勝利投手となった。第一戦は、最高の舞台で最高の試合となった。
（記事：トラキチ）