試合結果詳細

2024年シーズンのＪＲＥＧ大会がいよいよスタート。コロナ禍は本大会もトーナメント方式となっていたが、今年は予選リーグ方式に戻り試合数も増えるため大変楽しみな大会。決勝トーナメント進出を目指し頑張るぞ！！初戦の相手は強豪リテールさんだが、ＪＲＥＭも久々にスタメン組が揃いほぼほぼベストメンバーでの一戦となった。
今年はセンターラインに重点をおき、守りの野球から底上げをしていく監督の方針から、初戦のバッテリーは投手室田・捕手武藤でスタート。バッテリーの息のあった投球リズム、巧みな牽制球などもあり3回表まで相手を0点に抑える。すると3回裏、この回先頭の1番花田がクリーンヒットで出塁、2番鈴木の犠打を相手投手が野選、ノーアウト1塁2塁のチャンスをつかむ。3番平野はランナーを進めることが出来なかったが1アウトから4番武藤がレフト前へ安打、2塁走者花田が本塁を狙うもレフトからの好返球により本塁タッチアウト。相手の好プレーで流れが止められたかと思ったが…続く5番脇田が2アウト2塁3塁から左中間を破る2点二塁打を放ち待望の先取点をもぎ取る。今年のクリーンナップは一味違うところを見せてくれた。4回表から期待の左腕平野がマウンドへ。4回からの3イニングを味方の失策もあったがなんとか1失点で抑える。そして、2対1と1点リードで迎えた7回表の最終回。内山監督は7回のマウンドへ平野をそのまま送り出す。前の回からコントロールがバラつき始めた平野は先頭の相手2番打者に四球。ここで捕手武藤の助言もあり、コントロール重視で遊撃手鈴木を3番手として投手起用。失策と安打で1点をとられ同点とされるも、三塁に回った室田の好守備もあり何とか2対2の同点どまりで7回表をしのぐ。負けのなくなった最終回のＪＲＥＭの攻撃は9番佐藤圭からの好打順。あまり期待はしなかったが先頭の佐藤が疲れの見えた相手先発投手（7回完投）から意地の四球を選ぶ。続く1番花田の絶妙な送りバントが内野安打となり、0アウト1塁2塁のチャンスをつくる。さらに2番鈴木の送りバントも捕手のダイビングキャッチが届かず0アウト満塁とさらにチャンス拡大！おいしい場面で3番平野、0ボール2ストライクと追い込まれるもそこからボール球を見送り、ファールで粘りに粘ると最後は力投していた相手投手も根負けし、サヨナラ四球！！劇的な勝利となった。この試合は試合に出ることが出来なかったメンバー含め先発・ベンチメンバー全員で勝ち取った草野球らしくない最高のゲーム、最高の開幕戦となった。内山監督、公式戦初勝利おめでとうございます。次戦以降も大人が子供のようにドキドキし、楽しみながら美味しいビールが味わえる試合にしたいな～（記事：トラキチ）