試合結果詳細

公式戦に向けて一戦一戦が大切な試合となっている桜風。
しかし、今回の相手は前回5-17と完膚なきまでに打ちのめされたバトゥーア24。
力を試すには格好の相手であると同時に高い壁が桜風の前に立ちはだかります。
先攻、桜風は初回2アウトから相手エラーと四球により2死1,3塁のチャンスを作りバッター西元。
西元の打った打球はライナーでライトの前へ。
しかし、ライトの好守の前にこれがライトゴロとなり、桜風はチャンスをモノにすることができません。
桜風の先発マウンドには仲川。
仲川は簡単に2アウトを取り、課題である立ち上がりをクリアしたかと思われましたが、3番の打球はセンター前へ。
これをこの日、センターで初出場の西元が後逸し、バッターランナーはそのままホームイン。桜風自らのミスで簡単に先制点を与えてしまいます。
早いうちに1点を返したい桜風は、川崎、野口が相手のミスを誘い、チャンスを作ると、高本、本田がしっかりゴロを転がしノーヒットで2点を奪いすぐさま逆転します。
逆転して波に乗りたい桜風でしたが、2回裏、バトゥーアの先頭打者が放った打球はセンターへ。し1死と思われましたが、西元が再びこれを後逸。無死3塁と再びピンチを背負います。
これを続く打者がきっちり安打を放つと仲川はここから四球を出し無死満塁のピンチとなります。
ここから仲川は変化球を低めに集め、ショート松下がこれをさばきなんとか同点までで踏ん張ります。
しかし、波に乗り切れない桜風。3回裏にも積極的に足を絡めてくるバトゥーア打線相手に苦戦し、盗塁と悪送球の間に1点を勝ち越されます。
1点ビハインドで迎えた4回表。高本が四球を選び出塁するとそこからチャンスが広がり、2死1,2塁。
やはり、頼りになるのはいつもこの男です。この日は3番に座った松下が再度逆転となるタイムリースリーベース。再び逆転し4-3とします。
しかし、この日の桜風は守備でも精彩を欠く場面が多く、バトゥーアの機動力野球の前に失点パターンを変えることができませんでした。
5、6回も2死からの盗塁を絡めての失点をし、2イニングで4点を失い、最終回には李のタイムリーツーベースで1点を返すものの反撃もそこまで。
公式戦に向けて課題の残る練習試合となりました。