試合結果詳細

ブラザーズ、無念の準決勝敗退

ブラザーズは２６日、管内大会準決勝で神戸コートと対戦し、０対２で敗れた。ブラザーズは２年連続の準決勝敗退。

ブ軍先発わしみると相手先発投手による引き締まった投手戦となったこのゲーム。グランド上にはただならぬ緊張感が漂い、普段であれば出場機会を熱望するはずの控え選手からも「この雰囲気の中の途中出場はしんどい」との発言がみられるほどであった。

ブ軍は初回、先頭のくろちゃんが三塁線を破る痛烈なヒットを放つ。ノーアウト二塁という幸先良いスタートかと思われたが、二十代半ばのはずのくろちゃんが運動会のお父さん状態で足をもつれさせ、二塁到達直前で憤死。ある意味ベンチは盛り上がりを見せたものの、後続も倒れ先制点はならず。

その後しばらくはわしみるの豪快な投球と相手投手の巧みなピッチングにより静かな展開が続く。試合が動いたのは３回裏。センター前にポトリと落ちるアンラッキーなヒットで出塁を許すと、盗塁とバッテリーエラーで二死三塁となる。次打者には止めたバットの当たりが内野安打となってしまい、不運かつ痛恨の先制点を喫してしまった。

ブラザーズは一発に期待し、今季ホームランを放っているきたＤやたかちゃんを代打起用するも、両者ともあえなく引っ掛けた三塁ゴロに倒れる。対照的に相手クリーンアップからはソロホームランが飛び出し、ダメ押しされる形となった。

敗れたとはいえ、わしみるの投球はソロホームランを除けばほぼ完璧と言ってよく、また打線も相手好守備にしてやられた打球や良い角度で上がり紙一重の打球が多かった。悲観すべき内容ではなかったのではないか。来季こそは勝利の女神が微笑んでくれることを望みたい。