試合結果詳細

忙しない蝉の鳴き声と強い日差しの中、光綾公園にて行われた大和ロイヤルズさんとの初めての練習試合。
アップの時点から選手たちの体力が奪われるような暑さでした。

この日、先発の岸さんは3回まで2つの三振を奪うも、続く4回には3つの四球を捧げ、得点を与えてしまいます。全回を通し、内外ともにゴロやフライを的確にアウトにする場面はありましたが、守備陣の連携の甘さが見受けられる試合となりました。

攻撃では、3回に先発の岸さんは続く相手守備の間隙を縫って進塁、チームへ得点を貢献します。
5回では、5番の池田さんはきわどい投球をぐっとこらえ、四球を得、盗塁も決め無事にホームイン。
続く山下さんは俊足を活かし、積極的にホームを狙っていきます。この回2人によりガステックは2点を得ます。
そしてこの日も最も輝いていたのは西室さん。3度訪れた打席で、2本のレフト越えヒット。暑い日差しの中、流れる汗と爽やかな笑顔がとても印象的でした。
(そして加藤はこっそりと試合初ヒット、その時の記憶は本人にはありません。)

終えてみれば結果は4-8と敗戦。
この試合32度訪れた攻撃のうち、半分の16打席はフライアウトに打ち取られています。

次の打席へ機会を繋いでいくため、また守備では周りの仲間が次はどう動くのか、自分ならどう動くか、
最近の試合では、先を見通して動くことの難しさを実感する機会が多いと思います。

しかし、こういった難しさは短期間で解決できてしまうものではありません。
時間をかけて練習や対話をし、仲間同士の歯車が徐々にかみ合っていくことが大切で、それができるのが草野球の醍醐味であるのだとつくづく感じます。

個々がこの先を考えて動く難しさと向き合い、それぞれなりの形で試合で遺憾なく発揮できると信じています。

(これからは怪我をしやすい寒い季節になりますが、アップやストレッチをぬかりなく行い、あつい試合と練習ができるガステック野球部にしていきましょう！)　　　[Y.K]