試合結果詳細

世間を騒がせているニュースのせいもあって，球場が空くのを待つ間，涼場を求めて彷徨い歩くアリを見つけては，ヒアリではないかと驚かされる。

横浜マイニングさんとの練習試合は，およそ1年ぶり。前回の天空の球場（東俣野公園）を思い出した。

ここのところ，30歳台に突入したばかりの選手を中心に腰や太ももの怪我が目立ち，いつものシートでのオーダーが組めない監督泣かせの状態が継続している。この日は，池田が捕手を志願し，初めてスターティングでマスクをかぶった。翌日の公式戦（春季大会準決勝）を控え，エース岸を温存して先発は村山。35歳コンビのバッテリーで相手の打線を迎えた。3回まで投げ，毎回失点の苦しい結果だった。手痛いフォアボールもあるが，捕手のリード通りのコースに投げたボールを長打にされたケースも3度あった。新米キャッチャーには新たな課題ができた。
ケガの功名というわけでもないが，急なシート移動により新しいチャレンジもできるようになった。おそらく山口の登板は初ではなかっただろうか。球筋は一級品。キャッチャーミットでも，捕球時に手のひらに衝撃が走る。まだまだコースの制御に課題が残り，0回1/3での投手交代となったが外角低めのストレートで空振り三振をとった瞬間の歓喜はよく覚えている。

打線は，すごかった。加藤翔，中川の好調は引き続きで，この日は山口も2安打。猛打賞の牟田口はもはや圧巻。今年は公式戦でレベルの高いドキドキする試合を重ねられそうだ。大塚にもシーズン初安打，加藤佑にもヒットが飛び出した。櫻井の走者一掃，3打点となる二塁打もいい当たりでした！

勝ち捕手という言い方はないが，初めて捕手として臨んだ試合で勝たせてもらい，投手にも各打者にも感謝です。次は打ってチームに貢献したい。
[S.I]