試合結果詳細

遅ればせながら，筆者にとっては今季の開幕戦となった。
長いシーズンオフには走り込もうと思っていたが，結局のところ例年程度かそれ以下。バットはそれなりに振っていた。あまり身体をいじめなかった代わりに，しっかりと休息をとれていた。そのため，特に下半身の動きは好調だった。今日はワンデートーナメントなので，1試合目はGチームで4名の審判。主審以外は交代しながら進めたため，初めて1塁審を経験した。野球の試合を別の角度から見ることになり，勉強になった。

さて，試合は後攻でスタート。特筆すべきは，自チームの守備の堅さ。昨年の守りを知る人にとっては目を見張る進化だったであろう。暮れから年始にかけてみんなで取り組んだ，内野～外野フライの特訓が報われた。外野手は横に走りながらでも後ろに下がってでも捕れるようになることを目標に頑張ってきたが，すこしその成果を出せた。内野手も手痛いミスがなく，しまった試合となった。投手岸は，暖かくなっていよいよ本調子となる春先に向け，ひとつひとつ課題の克服に余念がない。
バッティングについて。試合前半はヒットこそ出るが，連打とならず得点につなげられなかった。0-5で迎えた最終回。この回，4番村山の意気込みが違った。打席に立つ前から顔つきや狙うところがそれまでの打席とは違って見えた。明らかに大きな当たりではなく，確実なクリーンヒットを狙っていた。見事なセンター前で出塁すると，5番牟田口の打席でヒットエンドランのサイン。好打者の狙いすました流し打ちは，外野含め誰も守っていないところへの強烈な打球。1塁ランナーが一気に生還して1点目，打った牟田口も2塁へ。続く6番池田もそれまでの打席とはバットを替えて，4・5番の集中力を引き継いだ。十分な手ごたえの打球はセンターを越えるタイムリー。代打櫻井の技ありのヒットで1・3塁となったところで，それまで好調だった投手が交代。代わったばかりの2番手投手の立ち上がりの暴投のスキに，池田が猛然とホームイン。アウトになるかと思いました･･･。

負けはしたが，最後の粘りの攻撃含めて収穫の試合となった。　[S.I]