試合結果詳細

練習試合
vsアスカ（町田市２部）

本日は当初午前・午後と２試合組む予定でしたが、前日の大雨によって午前中の試合が無くなり、急遽１枠前から上柚木球場を利用して練習＋アスカ様と練習試合（９回戦）を行うことにしました。

先発投手は今藤（渓）。来週はMLBドリームカップの１回戦なので、どんな形であれ勝つことをテーマです。

１回表
アスカ先攻でプレイボール。
投球練習の時からストレートが高めに浮いていたのでどうなるかと思いましたが、案の定先頭打者に０－３とボール先行。この打者は何とか粘って打ち取るものの、次打者を四球で出塁させて初球にスチール。これで１アウト２塁と得点圏にランナーを進めてしまいますが、３番４番を打ち取って無失点。

１回裏
相手投手は左サイドハンドの技巧派。ナチュラルに沈むストレートと、スライダーやスローカーブ等を投げる感じです。
元々八王子実践高校出身の選手が多く、何となく感じてはいましたが、ハニーは左の技巧派をそんな得意としておりません。理由としては複数あるのですが、牽制球に弱いこと（というよりリードの部分）で足を封じ込まれてしまいます。
今回もその不安は現実となり、１アウトから２番小川がランナーで出塁するも牽制球によって刺され、こちらも無得点スタート。

２回表
５番打者から始まるアスカの攻撃、サードへの強い打球を三塁手中嶋が弾いて先頭打者を出塁させるも（記録は５E）、ここは捕手小川がエンドランを上手く見抜いてランナーを刺す。その後、後続を連続三振で切り抜けて結果的に三者凡退。

２回裏
先の回でエラーした４番中嶋が、スローカーブを振りぬいてレフト線へ二塁打を放つと、５番山本が自分も生きようと三塁側へのセーフティで転がし、１アウト３塁とチャンスを作る。しかしながら本日助っ人の６番小山さんが三振、７番木村も凡退とあと一本出ず。

３回表
先の回から続けて４者連続三振で２アウト取った後、次打者を四球で出塁させてしまうが無失点。

３回裏
ここ最近続けている８番野田９番二宮のコンビ。野田が２ストライクから上手く拾って安打を放つと、二宮がしっかり送って１アウト２塁とチャンスメイク。だが１番福島・２番小川が返せず・・・あと１本！

４回表
ストレートと変化球を巧みに使って三者凡退。

４回裏
２アウトから５番山本が四球、６番小山さんがセンター前に安打と１塁２塁で得点圏に進めたが、７番木村がまたしても凡退となかなか厳しい戦いが続く。

５回表
この回も三者凡退。

５回裏
こちらも緩急に上手く誘われて三者凡退。

６回表
１アウトから四球で久々に出塁させると、盗塁を決められて久々に得点圏にランナーを背負う。（実はこの試合、野田がすでに相手チームのサインを見抜いており、盗塁とわかっていたにも関わらず盗塁を決められてしまった）
さらにイージーなセカンドゴロを名手福島が気を抜いた球を投げ、間一髪にするなど集中力に欠けたプレーが目立ち始めたが（結果２アウト３塁）、今日久々に一塁手として出場していた山本のファインプレーもあり、何とか無失点で切り抜けた。しかしながらここでも今藤（渓）がカバーに入らないなど、緩慢なプレーもあったので、次回以降注意しなくてはならない。
今藤（渓）は６回を投げて無安打投球。

６回裏
１アウトから３番今藤（渓）が四球で出塁するも、再び牽制球で刺されてしまい、結果的に三者凡退が続く。

７回表
今藤（渓）→今藤（陸）
次戦のMLBドリームカップを見据えて今藤（陸）が登板。
先頭打者にフルカウントまで粘られるも、しっかりと抑えて三者凡退。

７回裏
通常の軟式野球でいえば最終回の７回裏。チームもこの回の得点を意識する中、相手投手が左のオーバースローに交代。
その左投手から５番山本がコンパクトなスイングで三遊間を破ると、６番小山さんも一二塁間へ連続安打。ここで相手はすぐ右投手にスイッチ。
ハニーは得点圏にランナーを進めたいところだったが、７番木村がバント失敗で１アウト１塁２塁。しかしそれでも攻撃を緩めない。８番野田が三塁線へ不意打ちのセーフティで相手ミスを誘い、ついにハニーが先制点。さらに野田の盗塁で１アウト２塁３塁にすると、９番二宮がセンターへ２点タイムリーを放って３－０とリードした。

８回表
１アウトから内野安打でランナーを出塁させ、結果的に３塁まで進めるも無失点。

８回裏
アスカは投手を先発投手に再びスイッチ。その初球を途中出場の今藤（陸）がレフト前に運ぶも、後続が続かず。

９回表
最終回に苦戦。先頭打者に安打を許すと、次打者の左中間への打球をセンター二宮が飛びつくも取れず１点失いさらに０アウト３塁。そして初球のカーブが後ろに逸れさらに２点目を献上してしまう。その後１アウト取るものの、内野安打と２つの死球で１アウト満塁と一打逆転のピンチ。それでも何とか後続を抑えて、辛くも逃げ切り。当初の予定だった勝利を得ることができた。

ー講評ー
まず試合全体はある程度有利に進めたと思います。
特に８番野田・９番二宮の下位打線が上手く機能したことが最高の収穫かなと。足も使える下位打線で得点圏まで進めて上位で返す形を意識したい。という意味では１番・２番がしっかりと打てないと得点に結びつきにくい部分でもありますが。
しかし今日は助っ人の小山さんの打撃がなくては勝てない試合だったでしょう。あのようなコンパクトかつ軽打も必要で、ただ振り回すだけではなく工夫をチーム全体に見せてほしいところ。

とにもかくにも今日は勝てたことが良かった良かった。