試合結果詳細

八王子市軟式野球連盟秋季大会　決勝
vsプリンズ

１１日（日）の本日はまさかの八王子決勝＋ストロングリーグのダブルヘッダーとなりました。
まずは八王子の連盟から。

対戦相手はもちろん八王子の雄プリンズさん。
過去何度も決勝戦で対戦していますが、一度も勝利した事が無く、春も決勝戦は０－３で敗れています。

だからこそ、今年はチーム力を上げるべく様々な大会に出場し、このレベルの相手が当たり前になるよう数多くの試合をこなしてきました。

その結果がここで出るのか？はたまた今回も力足らずで終わるのか？結末はいかに？

－スコアプレー
ハニーが後攻でスタートしたこの試合は、初回から白熱した試合となります。

１回表、安打とエラーで２アウトながら１塁３塁としたピンチを先発今藤（稜）が切り抜けると、ハニーも四球と内野安打で０アウトから１塁２塁とと反撃。しかしプリンズさんも堅い守備で併殺に打ち取るなどで、ピンチをしのぐ。

試合が動いたのは３回表。
四球と内外野の間に落ちるポテンヒットで１塁２塁にされると、三遊間を破られ先制点を許す。
それでも３回裏には１アウトから９番二宮が四球を選び、さらに盗塁を決め２塁まで進むと、１番宮内がレフト線にタイムリーを放ち同点に追いつく。

更に４回裏、この回先頭の３番福島が安打を放つと、４番小川も打撃妨害で出塁してチャンス到来。ここを５番高橋がきっちりと送ると、打席には今年スランプの６番今藤（渓）。
最大のチャンスとなったこの場面、初球に相手捕手が三塁へ投げた送球が逸れて、三塁ランナーの福島がホームへ突っ込む。しかし相手レフトも浅めに守っており、本塁クロスプレーはまさかのタッチアウト。
この嫌なムードが流れる中・・・今藤（渓）は高めの速球を被せると、打球伸びてレフトオーバーのスリーベースを放ち、遂に逆転！

この１点をハニーは守る。
最終回、２アウトから安打と盗塁で得点圏にランナーを背負ったが、今藤（稜）は最後の打者を投手ゴロに打ち取り試合終了。

はちみつハニーを創設して１１年。遂に目標としていた八王子のナンバー１になることができた。

－戦評－
ということで、祝優勝！！
高校を卒業した際に同級生で作ったチームが、このように優勝できるようになるまで成長したのは感無量です。
この結果になった原動力は、やはり今年一年間数多くの修羅場をくぐってきた慣れにあるのかなと。
都大会・Victoria・ストロングリーグ・南多摩親善野球大会等、数多くの強豪と戦ってきたことにより、選手個々人の意識改革並びにチーム力向上を目的とした一年でした。
特に高校時代はベンチだった二宮や、メンバー外だった野田が、ハニーというチームではスタメンで活躍するのだから、過去の結果で決まりではなく、まだまだ可能性に満ち溢れてるのだなと再認識。
これがあるから野球は楽しい。人生下克上や。

とはいえ、今回の試合は相手投手がいつもの投手じゃなかったのも事実で、次回対戦した際には出てくるでしょう。
それと対峙した時にどう対応するか。来年度もまだまだ課題は盛りだくさん。優勝したチームとして恥じない野球を目指していこう。