試合結果詳細

ついに待ちに待った2022年の活動が始まった。

開幕戦の相手は昨年に引き続き、強豪チームの東播タイガースとなり初戦ながら気を引き締めて戦うことになった。

先発は昨年エース賞を受賞した西田。
副キャプテンの山中が急遽参戦となり、久しぶりの筋肉バッテリーが実現した。

相手投手の多彩な変化球に翻弄され、なかなか得点に結び付かず投手戦となる。
試合が動いたのは4回、2アウトながらランナーを3塁に置いて河野が放ったショートへの痛烈なライナーは、グラブをかすめながら外野へ転がり先制点を奪う。

更に5回、ランナーを2、3塁に置いて追い込まれながらもインコースの難しい球を見事にレフトの頭上を越える2ベースを放ち、２点を追加。

最終回にも、この日マルチ安打となる覚前が出塁すると盗塁とパスボールで一気に3塁へ。
そこにラスオがレフト深くに特大外野フライからのタッチアップで大きなダメ押し点を追加する。

西田は尻上がりであったが最後下りのジンクスがチラつく中、最終回に突如制球が乱れ立て続けに四球となり、ノーアウト1塁2塁となる。
しかしながら今年の西田は違うと言わんばかりでその後のバッターを打ち取り、3安打完封と完璧な内容で1勝目を刻んだ。

神戸保専は幸先の良いスタートダッシュを決めた。