試合結果詳細

2017年リーグ開幕戦。
生憎の小雨模様だったが、試合開始8時に対し6時起床点呼を施すほどの熱の入れよう。

開幕投手には、エース松橋を。捕手には照沼を送る。
試合開始直前にサードに布施を回すなど天気に配慮したオーダーへ変更。さあ、吉と出るか今日と出るか。

松橋は初回、悪天候による影響か、2四球でランナーを貯める。だが、相手の5番左打者の際に、単独スチールをしてきた相手走者を、照沼ー布施で完璧に捕殺。流れを掴む。

裏の攻撃、先頭の松本が相手内野陣をあざ笑うかのようやセーフティバントで出塁すると、ランナーを三塁まで確実に進める。迎えるは4番松橋、フルスイングした打球は大きな放物線を描き、先制のツーランホームラン。
松橋「リーグにホームランは取っといたんですよ。」
続く照沼がしぶとくライト線へ落とすと、相手の対応の間に3塁へ。さらに、送球がそれる間に一気にホームへ。ラッキーな形で追加点を得る。
2回にも死球と内野安打で貯めたランナーを松本がレフトへ特大の犠牲フライ。4-0と相手を圧倒する。

松橋は圧巻の奪三振ショー。4者連続三振などを披露し、ストレートが唸りを上げる。このまま試合は進むかと思われた。

しかし、4回、5回と満塁のチャンスを逸すると、状況が一変。6回、四球と内野安打でランナーをためて、一気に無死満塁の大ピンチ。ナインには、昨年７月の大逆転負けが脳裏をよぎる。
しかし、ここから松橋が踏ん張る。2者連続三振。時間の都合であと1回。踏ん張れ松橋…
と、押し出し死球。ガタガタと積み上げたものが崩れそうな、その時！
「ピッチャー交代！照沼！」
ここまで好投の松橋から、オールラウンダー照沼へリリーフ。実は、5回終了時、松橋の三振ショーによる投球数増加を見抜いていた布施が、あらかじめ交代を予測し伝えていたのであった。

そんな伏線もあり、照沼は3点リード、2死満塁とかいう絶体絶命の状態でマウンドへ出されたものの、1人の四球の後見事三振に取り、ゲームセット。

どうやらこの試合、関東草野球リーグの特集試合に選ばれたらしく、試合後には滝澤と布施がインタビューを受けることに。
関東草野球リーグ事務局にも、チームの雰囲気などについてお褒めの言葉をいただき、課題は散見されたものの大満足のリーグ初戦であった。

小野寺「雨が降っててショートは怖い！良かった変えてくれて。笑」
松橋「すいません、調子のって飛ばしすぎました」